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教員VS民間企業どっちがいいか①《就職・転職の悩み》【経験者談】

民間企業6年に勤めたあと、転職し教員を16年勤めた私が、主観的に語ります。

 

教員 VS 民間企業どっちがいいか?【体験談①】

教員VS民間企業 3回シリーズ

【3回シリーズの今回はその①】

その1 ①仕事のやりがい ②仕事内容 ←今回

その2 ③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与 

その3 ⑥健康面 ⑦福利厚生 ⑧育児制度 ⑨人間関係 ⑩その他

一人の人間の境遇の話としてお読みください。(念を押しますが主観です。)

 

①仕事のやりがい

  win 教員 >loose 民間企業

 

 やっぱりやりがいは先生の勝ち!!

 

教員の仕事のやりがい(書くときりがないので、対企業のことに絞ります。)

・新人の頃から世間的にはベテランと差がつかない。(逆に言えば、同等に教えられることを求められる。)すぐに担任を持たされる場合も多い。


担任を持つと、学級経営案というものを考える。自分のクラスをどのようにしていくかというプランを持たなければならない。企業でいうならば、いきなり40人くらいのお店の支店長になったような感じである。責任重大な分、やりがいは大きい。

 

自分の起こしたアクションの結果がすぐに跳ね返ってくる。問題に対処した時に、良くなっていくことを肌で感じることができる。悪いときも直で来る。良くも悪くも反応がダイレクトにくる。

 

子どもたちと一緒に成長できる!

 

民間企業(丸の内OL)のやりがいは教員のやりがいにはかなわなかった理由

入社1年目くらいはデータ入力などがメインだった。(会社にもよる。)やる気満々で入って、現状を知らなかったので多少やる気がそがれた。(今考えれば、データ入力などから仕事に入るのは当たり前のこと。)

 

・大きな会社だったため(ラッキーだけど・・・)、大きな機械の歯車のようであり、これを頑張ったら何かが変るというのがダイレクトに跳ね返ってこない。(私は上司が良い方だったので、上司のために頑張っていた感じ。)社会に貢献したいという欲求は満たされなかった。大きな組織の一部でり、その組織に守られていたと感じる。

 

②仕事内容

  win 民間企業 >loose 教員

 

 仕事の内容は、教員にマイナス要素が多く 民間の勝ち!!

 

教員の仕事内容が民間企業(丸の内OL)より劣悪だと思った理由

・やりがいは教員の勝ちであるが、教員はブラックとも言われており仕事内容はかなりキツい。授業を教えたり、授業の準備をするのは当然のことと心得ていたので問題ないが、生徒の時には気付けなかった大変な仕事が結構ある。

 

私が苦手だった教員の仕事 ベスト5

NO.1 部活動(未経験の運動部 朝・土日練習あり)

未経験のバスケットボール部の顧問になった。(二択でソフトボールとどちらが良いかだった。異動した先生の部活・やり手がないところに配置。部活を維持するため。ちなみに、私は運動部経験ナシ。)

バスケのルールは他の先生、生徒、「スラムダンク」(全巻大人買いした)で覚えた。審判シューズやら笛など、部活のものは自費で一式購入。(でも、運動音痴のためバスケ大好きにはなれなかった。)

穏やかに生徒と接したかったのに、熱血系を演じてしまった。ありのままの自分ではいられない・・・。大会で審判が回ってくる。足と視野が追いつかずファールの笛が吹けない。「審判、どこ見てんだ!!」とヤジが飛ぶ・・・。選手交代の時やメンバー選びにヒヤヒヤする。素人だけど先生だから決めきゃという感じ・・・。

一番きついのは、時間の拘束。朝練・放課後練習・土曜・日曜・・・。授業の準備も合わせるとプライベートの時間がない。

転職前の銀行の友達とは疎遠になってしまった・・・。

話すのは、生徒・教員・家族のみの狭い世界になっていく・・・。

 

NO.2 生徒指導

「先生は一枚岩でなければならない」と言われる。民間企業出身で自由な大人の世界を知ってしまった私にとって、「この程度はいいんじゃない?」という校則が沢山あったが、自分だけOKとは言えない。校務分掌で「生徒指導」になってしまった時には、このルールの取締役になってしまった。

また、生徒指導のやり方も、自分の好きなようにはできない。私は、何度も言い聞かせて人間関係を作って、理解してが良かったな・・・。(そんな甘い感じでは済まないぞ。はい。確かに。)

生徒指導については、もっともっと書きたいのでいつか。

 

NO.3 修繕

公立の中学校は古いところが多い。基本的には、教員が自分で直す。

壁紙を貼ったり、黒板を直したり。もちろん、教頭に報告して業者に直してもらえることもある。教室の電気が切れると、自分で脚立と新しい蛍光灯を持ってきて取り替える。新しい蛍光灯と脚立を1階から4階の教室へ運ぶのも、脚立の上で作業するのも大変だし怖かった・・・。年齢が上がるにつれて、背の高い先生にお願いしてしまうことが増えてしまった。(お時間とらせてスミマセンでした。)

 

NO.4 掃除・消毒

コロナで、教育活動の中から掃除をカットする日が出てきた。特にトイレなど。生徒が下校した後、机・椅子・窓の鍵・ドア・黒板消し・電気のスイッチなど消毒。もちろん自分のクラスや廊下の掃除も自己責任で。(なぜか、1日でほこりがたまる・・・。)また、トイレは特に清潔に!ということで、放課後のトイレ掃除。(みんな~、きれいに使ってよね!!)これも教員の仕事。

トイレにすごい物がどうしょうもなくなっている時には、「先生~。トイレが大変です~!!」と呼びにきます。「はいはい!今見るからね。(オエ~。すごいのが・・・。すごいことに・・・。)」スッポンとゴム手袋とバケツを持って出動。

これで10分の休み時間はつぶれ、お茶を飲む間もなく次の授業へ。

朝の8時から昼休み終了の13時半ごろまで、5時間くらい授業をしながら別のことをして動きまわる日が多くある。運が悪いとそのまま5・6時間目→部活で18時までぶっ通し・・・。

でも、トイレがきれいな学校は良い学校!!私は、学校教育で自分達の場所を自分達できれいにしていることは、日本人の国民性を育てている素晴らしい点だと思っている。

でも、丸の内OLの時にはしなくても良かった仕事・・・。

 

NO.5 会計

この仕事は、学年で1人、副担任の先生が担当する。(学校にもよる。)私は、育児休暇明け会計を担当。教科書は、国から税金で支給されるので代金は発生しないが、ワークや家庭科で使うもの、給食費は集金が発生する。4月の段階で、集金計画を立てて、各家庭にお手紙を出す。(担当者がコロコロ変るので、引き継ぎが甘い。)その後、業者とのやりとりや金融機関への払い込みをする。また、集金が滞った家庭には、電話をかけたりする取り立ての仕事も教員の仕事。貴重な空き時間に、1時間以上金融機関で待つこともある。(時間帯が選べないので仕方ない。)また、学校は交通不便なところにあったので、自転車や車を使って金融機関へと行かなければならなかった。(なぜ、インターネットバンキングにできないのだろうと思っていました。学校の決済システムは独特でした。)

 

以上 私が苦手だった教員の仕事ベスト5でした。

現在の公立中学校は、「授業」だけが仕事ではない

私は、「教える」という所にしか目が行っておらず、甘かった。。。先生になりたい人は、良く調べておいた方が良い。
(きっと私が苦手な仕事が当たり前のようにできる方も沢山いると思います。私は小さい人間だと思います。。。)

 

→いやいや、これから学校現場も変わっていくのか!?

 

民間企業(丸の内OL)の仕事内容が教員に勝った理由

私の勤めた会社は仕事の区分がしっかりしていた。自分が極めるのはこの分野というのが明確で、ボランティア的にあれもこれもと時間を割かなくても大丈夫。(ただ、仕事がうまく回るように気を利かせるのは社会人として当たり前のこと。)

金融関係の試験は沢山受けなくてはならず、試験で休日が潰れることはあったが、自分のキャリアのためだと思い割り切れた。スキルアップ研修なども充実していた。(ブラック企業ではなかったので、私がついていたのだと思います。


会社によって違うので、自分はどんなことが苦手で苦痛なのか、調べてから就職先を選ぶといいと思います。ただ、選んでいる場合じゃないっていう時もありますよね。。。)

 

 

①と②で2500字を超えたので、ここまで。


その2 ③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与 について、主観的に比較します。最後までご覧いただきありがとうございました。