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PTA役員はできません・・・ワーママには酷・・・【PTA役員にメリットを】

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魔の役員決め。ワーママも専業ママも副業ママもパパさんも安心できるシステムはないのでしょうか?以下、私の実話。


✒教師の立場✒
4月の保護者会の後、「では、担任の先生~PTA選出のくじを引いてください!」と。その後、「今年度PTA役員に選出されましたので・・・」と保護者会欠席者のお宅にお電話をして今年度役員のお願いをしました。


✒保護者の立場✒
同じ日に、自分の子どもの小学校で保護者会が開催されていおり役員決めが行われていました。自分もくじで当たっていたらどうしようとドキドキ・・・。

 

PTA役員決め・誰もが安心できるシステムは?

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PTAの仕事は重要!学校側も助かっています

PTAの仕事は学校と保護者、また地域との架け橋。
教育活動を円滑に行うために重要です。

教員では手の回らないこと(行事の時など)にサポートしたり、バザーで地域と学校をつないだり、緑化や美化の活動で学校の環境を良くしたり。
その学校によって、特色もあると思います。
実際にどんなことで私が助けられたかというと・・・。

年に1度の図書室の蔵書点検で助けられた

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「司書教諭」といって学教の図書室を運営する役割を担っていた私。
といっても、その仕事のための時間が確保されているわけではないので、隙間時間にあれこれ考えて作業を行います。
図書整理員さんという頼れる相棒もいました。
ただ、「蔵書点検」という年に1度の大仕事は、どうしても人手が必要です。

こんな時に、PTAの本部役員さんがお手伝いを募ってくれて、膨大な図書室の本の総点検をこなすことができていました。

今でも、あの助っ人がなければどうにもならなかっただろうと本部役員さんの力に感謝しています。

合唱祭:保護者席の入れ替えを行ってくれた

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大好きなイベントの「合唱祭」。
毎年、教員サイドの合唱祭実行委員を務めていました。
狭い体育館で行うため、学年毎の入れ替え制としていました。

教員は自分のクラスや学年を気にしつつ、司会進行の指導をしたりと全員なんらかの役割をもち運営に協力しています。

どうしても、保護者席の管理のところまで人員が足りませんでした。
そんな時に頼りになるのがPTAの役員さん!!
毎年の積み重ねでノウハウもあり、頼れる存在でありました。

PTAの仕事は平日の昼間が多い・仕事との板挟みに

ワーママがPTAで総スカンを食らってしまった話

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このように、学校を支える上で不可欠なPTA活動なのですが、まるで部活動のように活発な代があったりということもあるようです。

学校にはPTA会議室がもうけられているのですが、「鍵をおかりしま~す。」と、毎日のようにお会いする保護者の方もいらっしゃいました。

これは、私の友人の教員の話なのですが・・・。
お子さんが3人いて、PTAも引き受けながら頑張っていました。
しかし、二人目のお子さんの時「部長職」をくじで引いてしまったそうです。
平日の集まりや、総会などもあり・・・。
多くの責務を同じ部会の方に頼ることになったそうです。
そうしたら、徐々に人々の目が冷たくなり・・・。
人間関係悪化となってしまったそうです。

 

話を自分に置き換えて・・・。

学校で教師をしていると、1日クラスをあけるのも申し訳ないような気持ちでやっておりました。出張で不在の日もあります。
他の先生に授業をもらってもらったり、自習プリントを作ったり。

学期に1日くらいは自分の家の都合で休まなければならない日も出てきます。
学校をあける日はできるだけ最小限に抑えて・・・。

そんな生活をしているのに、そこにPTA役員の仕事まで入ってきてしまっては、困ってしまいます。

それぞれ、事情はあると思いますが、理解してもらえる場合と分かってもらえない場合が生じます。苦しすぎる。。。

PTA役員免除の申請はあるが・・・

最近では、PTA役員の免除申請という制度が普及してきました。
PTAの会員に入らないという選択もあるようです。

幼稚園時代は、クラスの保護者全員の前で「役員ができない理由」を演説し、認められれば免除されるという制度がありました。
看護師のお母さんと一緒に「こんな仕事をしていて、勤務時間がこのようなのでできません。」とお願いさせていただきました。
※放課後の預かり保育&習い事のある幼稚園だったので、ワーママも数名おりました。

幼稚園時代は、役員をやりたいママたちや、できるだけ幼稚園に足を運びたいママたちがいて気持ちよく「OK~♪」と言っていただきました。
「仕事大変~?」なんて会うと声もかけていただいたり。

 

しかし、小学校になってくると、お仕事をされているママや様々な事情を抱えている家庭も増えてきます。なんとなく、役員を避けてのらりくらりとしているうちに子どもが6年生になってしまいました。

子ども1人につき1回の義務がるので、もう逃れられません。
「○○部だったらそんな大変じゃないよ。」とも教えていただきましたが、最後まで役員をやらずに6年生になった保護者はみな同じ立場の人ばかり・・・。

学校にもよると思いますが、PTA役員免除の申請はかなり例外的な措置といった雰囲気が。
逆に、多くの人がこの制度を利用したら、PTA自体が崩壊する!?

退職した今年、6年生の保護者として役員に

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子育てとの両立の厳しさを感じ、教員を退職した今年、PTA役員を務めております。

くじ引きで「副部長」を引き当ててしまいました。
コロナのため、会合はLINE会議で行ったりと例年よりは少なくしていますが、やるべきことは沢山あります。

このPTAの職務を仕事をしながらやるのは酷だっただろうな。と思っています。
PTAはボランティアのようなものです。

学校への保護者参加は必要だと思います。
それは、授業参観や懇談会で十分だと思います。

最初にも述べましたが、PTA活動は学校側では大変有益なものと認識しています。
でも、PTA活動は、時間の拘束があるので「全員必ず」とか「一人一回」という圧力なんとかならないでしょうか。押しつけ合いではなく、決まる方法が欲しいです。

ワーママも専業ママも副業ママもパパさんも安心できるシステムは?

PTA会長はてなブロガー赤兎馬さんの記事を見てハッとしました。
PTAにメリットがあれば、もっとスムーズに決まる?

そこで私は以前から校長に「手伝ってくれるPTA役員には特権を与えてほしい」と提案していました。例えば、係の役があるから学校に車で来ても良いとか、腕章を付けていればグラウンドに進入して撮影して良いとかです。by赤兎馬さん

sekitoba1007.hatenablog.com

 

学校には、保護者の知りたいけれど知り得ない有益な情報があったり、入りたいけれど入り込めない領域があります。
その部分を解放して、PTAとwin-winの関係を築ければいいと思います。

 

今年の運動会では、コロナ対策のため入場制限を設けました。
そこで、PTA役員のシフトを作って入り口の管理をすることになったのですが・・・。

自分の子どもの競技も見たいので、できるだけ数は減らしたいという思いがでてきてしまいます。

そこで、PTA本部は考えました!
「運動会PTA観覧特別席を作る!!」と。
学校側も、運営と子どもを見るのを両立するにはと、OKを出しました。

その結果「お手伝い、やってもいいですよ~!!」という方が急増!!

PTA役員は大変なのだから、それくらい特権があってもいいと思います。
また、役員を引き受けられなかった立場としても、役員はおいしい仕事となれば、肩身が狭くならずに済みます。

 

まとめ:PTA役員にメリットを

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例として運動会の観覧席を挙げましたが、他にも考えれば色々出てきます。
例えば、本部役員を経験された方は、卒業式は最前列を準備するとか・・・。
緑化を担当された方には、学校で作った野菜を持ち帰っていいとか・・・。

 

文部科学省では、「コミュニティー・スクール」といって、学校・保護者・地域のつながりを模索しています。現場では、「言葉ははやっているけれど・・・」といった感じでした。

www.mext.go.jp

地域と連携して、学校の先生の授業以外の負担が少しでも減りますように。
また、PTA役員が苦にならず、やってお得な職になりますように。
また、「PTA役員ができません」←もったいないですね~って言われるくらいになって、肩身が狭い思いをしなくてもいいように。なって欲しいです。

 

我が子が「推し」である保護者に、学校行事の「S席」を提供できるのは学校である

 

\元教員現在子育てママです!/

www.yumimamanchan.com