近年の難関校の受験は知識の暗記だけでは太刀打ちできず、「ひらめき」「社会生活への興味」も必要になってきています。
約2年間の受験勉強(最後は塾で必死です(;゚ロ゚))でなんとか追いついたのは、幼少期から家庭学習でワークをゲーム感覚で解き「ひらめき」が鍛えられていたことや47都道府県の旅を通し「世の中の事を知りたいという気持ち」もあったからかと思います。
今日は、問題集大好きママが現代の受験にマッチした新しい小学生のワークを紹介します。
(本屋に行くと問題集コーナーに直行♪元教師&教育ママの「さが」でしょうか・・・。)
中学受験を目指す低学年に解いて欲しいドリル3選!【家庭学習】
昔の家庭学習といえば、かなり勉強をしたタイプの方は、「自由自在」「標準問題集」などで、単元の順番に勉強をしていたと思います。
子どもにとってみれば、勉強の時間・・・そのものです。
でも、ここ数年で問題集も随分変わってきました!
粘り強く考える 条件を整理する 色々試してみる・・・
ゲーム感覚で「難問」が解けたり、考える力がつき、今の受験傾向にマッチしているものが出てきているのです。
サピックスきらめき算数脳 シリーズ
中学受験=「サピックス」という風に思われている方も多くいるようです。
こちらは中学受験の塾の王様「SAPIX」の出しているドリルです。
写真は2~4年の「図形センス特訓編」ですが、「きらめき算数脳」シリーズが有名です。
多くの受験生が低学年の時に使う王道のドリルです。
「じっくり取り組み、頭を使わないと答えが出せない」というのが、高学年で本格的に受験勉強を始める時の基礎固めになります!
シリーズで5年生用まで数冊あるので、全部クリアできれば、かなりの力がついていると思います!
Z会 思考力ひろがるワーク シリーズ
2019年頃初版が発行された比較的新しいワークです!
本屋で見つけて
”こんな楽しい問題集があるんだ♪”
と思い「初版」で買いました☆
先ほどのサピックスの問題集が算数に特化しているのに対し、Z会の「思考力広がるワーク」は算数はもちろん、国語・理科・社会もカバーしています。
子どもの方から「次のも買って~。」と言われた程。
勉強しているというより、クイズを解いている感覚のようです。
\PR:Z会春の入会キャンペーン実施中/
中学校の教師をしていた時・・・
先生企画のレクの時間にやることがなく困りました。
この問題集を家から持って行き、「先生が問題を出して、グループで考える」というのをやったら、中学生でも真剣になり、あっという間に1時間過ぎてしまったことがありました(^^ )
小学生のみならず、なんで?どうして?と頭を使って考えるのが楽しくなる問題集です。
\基礎編 はっけん/
からスタートして標準編→発展編へとレベルアップしていくのがおすすめです。
「ろじか~る」と「なぞぺー」
未就学児の頃、公文のドリルで「運筆」の練習に「迷路」を使ったりします。
その延長でてきるのが「迷路のろじかーる」。
世界文化社のワーク
写真にはうつっていませんが、「ろじかーる」のシリーズも色々あります。
子どもが小さい頃には、一緒に考えたりしていました。
たしか、ヤギをそれぞれの小屋に分ける問題のようなものがあって・・・。
どれと、どれを一緒にすべきか 私も 全く分からず 苦戦した記憶があります。
算数脳が鍛えられていない私にとっては、いい脳トレになりました。
世界文化社は、社会の先生が学校の副教材に使ったり、幼稚園でおすすめ図書で紹介されたり、色々とご縁がありました。
「世界文化社」と見えると、思わず手に取ってしまう私がいます(^^ )
なぞぺー
遊べる勉強ワークをやりつくし?最後にみつけたのが「なぞぺー」シリーズです。
こちらはそこまで難易度が高くないので、「サピックス」系や「Z会」系がスピードダウンして、やる気を失いそうになったときに出してあげると効果ありです!!
ちびむすドリル ネットでダウンロードできるプリント
番外編です。
やらないかもしれない問題集を何冊も買うのには抵抗がある・・・というご家庭におすすめしたいのが「ちびむすドリル」。
無料の学習プリントで、「栄光ゼミナール」とコラボしている問題など良質なものが沢山あります。
私も、現在のお仕事、中学生とのオンライン授業の中でよく使わせてもらっています。
私にもこんな学習のサポートのサイトが作れたらな・・・。
教員は辞めましたが将来も「子どもの学習」に関わる仕事を続けていきたいです。
宿題に出される家庭学習ノート1ページには意味があるのか
小中学校の方針で、ノートに書いてくる家庭学習が宿題として出される学校が多くあると思います。
現に、私の勤務していた学校でも「1日1ページノルマ」があり、「みんな出すこと!」なんてやっていました。
公立の小中学校の学力差はかなりあります。
一律に力のつく宿題を出すのにはムリがあると感じていました。
全員に言えることは「家庭でも机に向かう時間を持つこと」。
でも、その方策が「ノート提出」というのは果たして正しいやり方なのか。
我が子の場合・・・
教科書の内容をまとめていたり、日記を書いているときは「おっ!」と思いますが、お絵かき帳状態になっている日が多いような・・・。
提案:家庭学習や習い事でやったことを記録させる←これでいいような・・・。
中学校に在任中、「過去の流れを変えられない」という経験は多くありました。
何か目に見える取り組みをしていると評価につながり、一度定着したことは変えることが難しいというのが学校現場です。
可能であれば、家庭学習ノートに毎日やった勉強の記録を書き出していくというのもありかもしれないですね。
例えば、
9/1 「Z会 思考力広がるワーク」64ページ
内容:部品を使って漢字をつくる
感想:日・立・十・月を使って漢字を六種類作った。漢字は・・・
9/2 「サッカーの練習」クラブチーム
内容:ドリブル練習
感想:沢山走った。コーチは今日○○を教えてくれた。ドリブルのコツは・・・
全員に提出させるなら、こんな感じで十分かと。
\計算力強化に公文を取り入れました/
最後に「家庭学習」はお料理やニュースでも!
学習はドリルやワークを解くだけではありません。
実際に、経験したり体験したりして考えることも家庭でできる学習です。
最近の受験では、野菜の産地からの促成栽培や抑制栽培についての記述が絡んだり、何が出されるか分かりません。
きっと、「勉強だけではない子」を欲しています。
世の中と結びつけて、自分の頭でよく考えられるように「家庭学習」がすすめられるよう今回は「中学受験を目指す低学年に解いて欲しいドリル3選!」の記事をお届けしました。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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