三重の子連れ三世代旅行最終日はいよいよ「お伊勢参り」です。
おはらい横町とおかげ横町での散策&食べ歩きで子ども達も「おかげまいり」を楽しめました。
また天の岩戸の伝説で有名な「天照大御神」など「古事記」に関するエピソードにも少し触れることができた知育の旅となりました。(「古事記」は大学で勉強したので♡)
子連れ47都道府県の旅【三重】①はこちら↓
子連れ47都道府県の旅【三重】②はこちら↓
・・・三重の旅の行程・・・
1日目 特急「しまかぜ」乗車→伊勢志摩サミットの場所の見学→賢島クルージング→伊勢志摩自然学校「ウオーターボール体験」
★伊勢志摩 宿泊は「都リゾート奥志摩アクアフォレスト」
旧 ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩
2日目 鳥羽水族館→海の博物館→イルカ島→パールロードドライブ
★鳥羽水族館・伊勢神宮 宿泊は「戸田家」
3日目 伊勢神宮参拝「おかげ横町」「おはらい町」
✬子どもと一緒に楽しめる47都道府県の旅のヒントにご覧ください。
伊勢神宮参拝で日本神話にふれる知育の旅
人生に一度は伊勢参り
「人生に一度は伊勢参り」という言葉が有名です。
なんだか行かなくてはならないような・・・。
伊勢神宮参拝の旅は江戸時代に始まったそうです。
「伊勢神宮参拝」というと、初詣のような、かしこまって何かをお願いしにいくようなイメージを持っていましたが・・・。
江戸時代の庶民の一生に1回の楽しい旅行計画だったようです。
”旅行を楽しみたい”という現代を生きるの私の気持ちときっと同じですね!
伊勢神宮参拝ついでに、おいしいものを食べたり・・・。
受験の知識・・・
「東海道中膝栗毛」十返舎一九 も火付け役となったそうです。また、この時期、五街道が整備されたということもあります。
そして、全国の神社の総親神「本宋」そいうことなので、ご挨拶しておかなければ・・・と思ったのです。
伊勢神宮は2カ所に分かれているので観光時間を考えて
\内宮と外宮の距離感は?/
まず読み方ですが「外宮」=”げくう” 「内宮」=”ないくう” と読みます。
本来ですと、「外宮」→「内宮」の順番で参拝するのが習わしだそうです。
「内宮」と「外宮」の距離は徒歩で50分。
暑い夏だったので、子連れ3世代旅行では徒歩は却下です。
バスでは10~20分です。
(渋滞状況によってもっとかかるかも・・・。)
でも、この情報で安心してはいけません。
伊勢巡りに便利な「CANばす」がありますが1時間に1本あるか、ないかといった感じになります。
伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす - 路線バス|三重交通ホームページ
伊勢神宮「内宮」「外宮」子連れだが両方行くべき?
「外宮」と「内宮」、習わし通り順番に行きたいところですが、この日は鳥羽から出発し、2時頃には宇治山田の駅に着き新幹線で帰らなければなりません。
半日程度しかないところで、無理矢理予定を入れても楽しめないと判断しました。
また、6歳と8歳の子どもには「伊勢神宮」の荘厳さは伝わったとしても、半日ずっといたら飽きてしまうことも予想されました。
子連れ旅のプランニングは「諦め」も大切です!
一回の旅で全てを見尽くさなくても良い!
そんな気持ちで選んだのは「内宮」です。
「内宮」と「外宮」の違いは?
先に回る習わしの「外宮」の正式名称は、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といい、衣食住と産業の守護神が祀られています。
外宮にも参道がありスイーツのお店なども建ち並んでいます。
「内宮」は、天の岩戸伝説で有名な 天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀るお宮です。天照大神とは、神々の暮らす天界を統治している太陽神であり、最高位の神様として崇められています。
子連れには「内宮」だけでもいいかもしれない・・・
両方半日で回るのは不可能。
そこで、「内宮」をゆっくり参拝することに決めました。
「最高位の天照大神」を祀っているということと、「おかげ横町」「おはらい町」が近くにあり楽しめるということが決め手となりました。
またいつか、おおきくなったら「外宮」にも是非。
伊勢神宮「内宮」に行ってきました!
\宇治橋大鳥居/
テレビでもよく映るこの鳥居。
「宇治橋大鳥居」といいます。
朱塗りされておらず、そんなに古くない感じ。
なんと、20年に一度の「式年遷宮」で建て替えられるそうです。
ここをくぐると神聖な世界のスタートです!!
※20年に一度立て替えられるので、伊勢神宮は「世界遺産」には登録されないそうです。
\五十鈴川にかかる宇治橋/
ガイドブックには「日常の世界」と「神様の世界」の架け橋とあります。
そういう気分で渡りましょう。
内宮の一番奥の「正宮(しょうぐう)」を目指します。
\じゃり道が続きます/
じゃり道に慣れない娘は暑さと重なり歩き疲れてしまいました。
靴は「運動靴」がオススメです!
\就学前から良くはいたのはニューバランス/
\かわいいデザインで娘がよくはいたスーパースター(アサヒ)/
ちなみに、現在6年生の兄は「アディダス派」へと・・・。
\正宮/
天照大神を祀る「正宮」、この階段より上は撮影禁止です。
石段の下なら撮影OKです!
(右の立て札にもそのように書いてあります。)
”清々しいきもちでご参拝できるように”とのことです。
日々の感謝もお伝えください。←私はできたかなあ・・・。
写真の向こうに祈りたいです。
受験うまくいきますように。(現在小6受験直前です。)
\樹齢の長い木がある/
周りの参拝者が触れていたので、「とげ抜き地蔵様」のような効果があるのかと触れてきてしまいましたが・・・。
後でガイドブックを読んだら、「木が傷むので触らないで欲しい」とのことでした。
ご注意くださいませ。
\再び宇治橋大鳥居で ”礼” /
伊勢神宮参拝で「鳥居をくぐるときに”礼”をする」という習慣が身につきました。
また子ども達は、神社では「二拝二拍手一拝」というのも覚えてきたのでした。
子どもも大人もよろこぶ「おはらい横町」「おかげ横町」
\古い町並みが再現された楽しい横町♪/
さあ、この「宇治橋大鳥居」をくぐり神様の世界から日常の世界へ戻ると、目の前には「おはらい町」が!!
いよいよ楽しみの始まりです!
大鳥居を出てすぐに入ったお店はこちら!
\赤福本店です/
名古屋帰りのお土産は必ず「赤福」というくらい、大好きな赤福餅。
できたてを食べるのは初めてです!
あんこの波波は鳥居をくぐったすぐあとの橋の下”五十鈴川”のせせらぎを表していたと初めて知りましたし、歩き疲れた後の甘い物は最高でした☆
\縁日でわくわく/
「おかげ横町」「おはらい横町」の古い町並みの中で、子ども達は元気を取り戻してきました。
\パパとじいじは日本酒・娘はかき氷/
途中、「松阪牛の串焼き」のお店があったり、日本酒の試飲があったり。
お酒好きのパパも「あそこはもう一度いってもいいなあ。」といった感じで食べ歩きグルメを満喫しました。
\松阪牛にぎり 伊勢海老汁 生ビール/
こんな看板を見たら、盛り上がりますよねっ!
江戸時代の人達も、こんな感じで「おかげまいり」を楽しんだのでしょうか?
ゆっくり「内宮」近くの時間をとって正解でした。
1時間以上ふらふらしていたかもしれないです(笑)
\小さいガイドブックを持ち歩きました/
お店の情報や、参拝の情報はガイドブックが役立ちました。
ブログを読んでイメージしたあと、細かいお店の情報などはガイドブックの地図を見ながら行くのがおすすめです。
伊勢神宮ホテルはどこに泊まったか?
前日は、鳥羽水族館へ観光でしたので鳥羽水族館から徒歩圏内の「戸田家」に宿泊しました。
「戸田家」から「伊勢神宮」までは、車で25分程です。
伊勢神宮 ホテル
鳥羽 戸田家(トダヤ)ゆみママのおすすめ情報
・伊勢神宮から車で25分
・鳥羽水族館からは徒歩11分!!(鳥羽駅から徒歩3分)
・温泉(アルカリ単純温泉)男女合わせて13湯+足2湯+岩盤浴有り
・お料理はバイキング
伊勢神宮で「日本神話」知育の旅
今回の知育テーマは「日本神話」でした。
日本に住んでいると、神社でお参りしたり、神頼みしたりしますが意外と知らないことも多くあると思います。
月の異名10月=神無月というのはなぜかとか、日本武尊(やまとたけるのみこと)って誰?とか、「三種の神器」って?というのも「日本神話」に関わってきます。
今回は「天照大神」について、少し興味を持ってもらえたのではないかなあと思います。色々な絵本がありますが、たまにはこういう渋いのも読んであげるといいのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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