ジブリ映画「崖の上のポニョ」のモデルとなったのは「鞆の浦=とものうら」と言われています。
広島県にある歴史と雰囲気ある港町で、温泉もあります!
観光客が増えると「鞆の浦は県道が狭い」ので車と人が接触してしまいそう(;゚ロ゚)
今日はそんな心配をしながら記事を書きます。
ポニョの舞台「鞆の浦」温泉宿泊記【広島・子連れ旅行ブログ】《47都道府県の旅》NO.30③
\鞆の浦のシンボル「常夜燈」/
- ポニョの舞台「鞆の浦」温泉宿泊記【広島・子連れ旅行ブログ】《47都道府県の旅》NO.30③
\ポーニョ ポニョ ポニョ さかなの子♪/
ポニョがかぶっているのはクラゲ。
広島旅行で瀬戸内海をたくさん見みました。
そして「水族館に住んでいるクラゲ」ではなく「自然のクラゲ」を何度も見ました。
ミズクラゲという刺さないクラゲ。瀬戸内海に多いのだそうですね。
ポニョの舞台「鞆の浦」はどこにある?
最初「とものうら=鞆の浦」の読み方が分かりませんでした。
中学校の地理の教科書にも「古くからの港町」「潮待ちの港」と紹介されているほど有名な場所なのに・・・、興味をもったことがありませんでした。
今回、広島から岡山空港へ向かう途中に一泊できる温泉宿を探していてたまたま見つけた「鞆の浦」、ポニョの舞台だったのですね。
ポニョの舞台なので、海のそばです。
住所は広島県福山市
昔の日本の景色が鞆の浦にあります。
鞆の浦と宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」制作
医王寺から望む鞆の浦 写真PhotoAC
私たちが作った『(崖の上の)ポニョ』という作品は、実際にスタッフに子どもが生まれて、その子どもを見ているうちに、「この子が最初に見る映画として作ろう」ということで、それを自分たちのモチベーションにして作りました。
悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る(前編):“ポニョ”を作りながら考えていたこと(1/4 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
ジブリ映画には「地球のこれから」を考えされられるメッセージが盛り込まれています。
ポニョを見ながら、「ポニョ」「そうすけ」かわいい♡だけでなく、自然と共存できる子ども達の未来のことも考えてしまいます。
崖の上のポニョ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
『ハウルの動く城』の打ち上げで宮崎駿さん率いるジブリの方々は『鞆の浦』にやってきました!
この港町の風景をみた駿さんは次はココを舞台に映画を作ることを決めて2ヶ月近く滞在されています。
鞆の浦を気に入って2ヶ月滞在したとのこと。
宮崎駿監督がビールケースをひっくり返してそこに座り、海を眺めている姿、素敵ですね。
鞆の浦の海を眺めながら、映画を作成する意欲やイメージが湧き出てきていたことでしょう。
崖の上のポニョ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
子連れで鞆の浦観光
落ち着いた町並みで、子どものためのエンターテイメントなどもない場所なので「崖の上のポニョ」を見ていなかったら、子ども達が喜ぶ場所ではないかもしれません。
ゆっくりゆっくり時が流れていく感じのする場所です。
広くないので、歩きで1時間ちょっとで街を散策することができました。
※車ではなく歩きで観光するのをオススメします!
鞆の浦は道が狭い「車に注意」
子連れで注意して欲しいのは「車」です。
Googleマップは県道47を通る「車」の道で添付しましたが、じつは「歩き」を選択すると遠回りの別のルートを表示します。
県道47は住民の方の生活道路であると察しました。
すれ違いのできないような道幅を上手に車が行き交います。
観光客が広がって歩いていたら・・・
多分生活に支障を来すと思います。
\手書きの愛のこもった看板が沢山あります/
小さいお子さんは、町歩きの時、車に注意する必要があります!
でも、広島弁の注意書きの看板を見ながら歩くのも楽しかったです。
常夜灯が一番の写真スポット
\鞆の浦のシンボル/
鞆の浦にいったら「常夜燈」はお忘れなく写真におさめてくださいね!
常夜灯の周りには、古民家をリノベーションして建てられたおしゃれなカフェがあります。
海を眺めながらお食事も素敵です♪
「鞆てらす」で一休み:2022年7月オープン
我が家は尾道を歩き回った後に鞆の浦へ到着したので、足が棒のようになっていました。
\この後「鞆の浦」へ移動しています・・・/
短い時間で町歩きできる「鞆の浦」ですが、ちょくちょく休憩がしたい。
そんな時に「鞆てらす」に偶然立ち寄りました。
オープンしたばかりでとってもきれいな建物。
入場料は無料で17:00までです。(最新情報はお調べください)
御舟宿いろは:宮崎駿監督がリメイクにかかわった築220年の宿
\ポニョと龍馬!?/
「御宿いろは」は歴史好き・坂本龍馬好きにもたまらないお宿です。
鞆の浦は坂本龍馬とはどういう人物かというのを知るためにも重要な場所です。
龍馬の政治的手腕のすごさが分かる「いろは丸事件」、是非調べてから鞆の浦を訪れて欲しいです。
「御宿いろは」は坂本龍馬がいろは丸事件の談判の時、利用した町家であり、鞆の浦を気に入った宮崎駿監督がこの「町家」を作画して、それを元にリノベーションして有名になりました!
現在いろいろなメディアで取り上げられている有名な観光地は「御舟宿いろは」。
「みんなで部屋」と「かけおちもの部屋」の2部屋しかないので、予約が空いていたらラッキーです。
(私は旅行日程と空き状況が合わず泊まれませんでしたのでレポはありません。泊まりたかったです。。。)
鞆の浦の名産 保命酒とは
\鞆の浦 まち歩き写真/
鞆の浦を歩いていると「ポニョのお土産」だけでなく「保命酒」の看板をよく見かけます。
調べた所約350年も前から醸造されているリキュールだそうです。
ペーリーも飲んだと言われる「夏バテ・疲労回復」に効くアルコールといった感じでしょうか?(あっているかな?)
子どもたちも気になっていました。
保命酒のサイダーや飴もありました。
独特の味で、我が子は苦手だったようですが、きっと体にはいいはず!
お試しあれ。
鞆の浦観光の駐車場と情報Getには「鞆の浦情報センター」
鞆の浦観光は「歩きで!」と書きましたが、「鞆の浦情報センター」に駐車場があります。
普通車 20台/無料・観光で駐車 平日500円 土・日・祝 1,000円
(最新情報はお調べください)
鞆の浦観光情報センターで「ポニョ情報」Get
ここ「鞆の浦観光情報センター」は「ポニョ情報」も盛りだくさんなんです!!
もちろんポニョグッズも沢山売っています。
で、どこの景色が「崖の上のポニョ」のどこなんだっ!!と気になったら、「鞆の浦観光情報センター」のお土産屋さんに行ってみてください。
片岡店長(こちらの「鞆の浦観光センターの店長さん」は、「崖の上のポニョ」の世界を追体験できるような、地元の人だからこと作れる、きめ細やかなガイドマップも自作している。
\画像はリンクの「鞆物語」よりお借りしています/
鞆の浦の情報の全てが、ここにある!と行っても過言ではありません。
店長さんのマップ、著作権あるかな~と思ったので、私の写真ではブログ掲載いたしません。
是非、本物を見てきてください。
鞆の浦観光情報センターの手作りマップを見れば、「鞆の浦」と崖の上のポニョの世界がつながること、間違いありません!!
バラの折り紙「福山ローズ」
泊まったホテルにも、こちらのお土産屋さんにも「バラの折り紙」が沢山飾ってありました。
工作好きでもちろん折り紙を折るのも大好きな娘はこれが気になり、「バラの折れる折り紙セット」をこちらのお土産屋さんで選んでいました。
後で調べたら「福山ローズ」といって、広島県福山市の平和へのメッセージだったのですね。
\折りばら・バラの折り紙/
旅行から帰ってきて、小5の娘は「福山ローズ=折りばら」を量産しております。
\Amazonにもありました~/
鞆の浦温泉 景勝館 漣亭に泊まりました
\漣亭(さざなみてい)のお部屋からの眺め/
ゆったりとした海が眺められるお部屋です。
子ども達が、特等席に家から連れてきたぬいぐるみをおきました。
この景色を見せたかったんでしょうね~。
漣亭を選んだのは湯巡りができるから!
最初は尾道→倉敷→岡山空港までの間で1泊できる温泉宿を探していました。
申し訳ないことに「とものうら」のことを知らなかったのです。
すると、まず最初にヒットした温泉宿が「ホテル 鴎風亭」。
とっても素敵!!でも3泊4日の旅の途中の我が家にとっては予算オーバー・・・。
この近くにも温泉のある素敵なホテルはないかな~と調べてヒットしたのが今回宿泊した「漣亭」。
なんと、姉妹店で湯巡りができるということでした。
「鴎風亭」と「漣亭」は歩きでも5~6分くらいの距離ですが、なんと送迎してくださいます。
先ほど紹介した「鞆の浦観光情報センター」はこの途中にあります。
鴎風亭の露天風呂は鞆の浦の海を見渡せる3階にあります。オーシャンビューの温泉!!鴎風亭という名の通り、かもめもいました。
鞆の浦温泉 漣亭 のお部屋
ポニョの世界観にひたれる海が一望できる!
そしてさっぱりしていてきれいです。
\洗面所やアメニティーの参考に/
\柄の浴衣が選べます/
1階のロビーに行くと、かわいい柄の浴衣がたくさん置いてあります。
そのなかから好きなものを選んで着ることができます。
普段持参パジャマ派の私たちも、今回は浴衣をお借りすることにしました。
温泉気分が上がります!!
鞆の浦温泉 漣亭のお風呂
お風呂の写真は撮れませんが・・・
お部屋からと同様、鞆の浦の海が一望できる広々とした温泉です。
漣亭から見える島は「仙酔島」という島だそうです。
姉妹店の「鴎風亭」のお風呂にも湯巡りで行きましたが、「漣亭」の温泉だけでも十分ですよ!
景勝館漣亭のお料理
公式HPにはお料理についてこのように書いてあります。
景勝館漣亭は、プロが選ぶ「日本のホテル・旅館100選」料理部門に連続入賞しています。その料理人達が揮う四季折々の旬の食材を盛り込んだお料理をご提供いたします。
港町で料理長自慢の魚料理をゆったりとご堪能、お愉しみくださいませ。
ゆみママblogの「47都道府県シリーズ」、おいしいもののレポートが上手ではないのが欠点なのですが・・・
(ブログのことは忘れていて食レポどころではなくなり・・・)
自信を持って宣伝できるお料理の内容だと感じました!!
漣亭の土産物コーナーにも「崖の上のポニョ」グッズがあって、色々欲しくなってしまいました。
やはり、鞆の浦は「崖の上のポニョ」の雰囲気が素敵だな~
宮崎駿監督が気に入った場所だっていうのが分かるな~と思いました。
是非古き時代の日本の港町を感じつつ、「鞆の浦」をお子様と歩いて欲しいです。
広島には見どころが沢山ある
四国 松山の「道後温泉」から出発し、しまなみ街道(瀬戸内海)を渡り広島県へ。
広島 瀬戸内海の離島「百島」でグランピング→尾道→鞆の浦へとやってきました。
↓
今まで、広島の見どころといえば「厳島神社」や「原爆ドーム」のイメージだったのですが、今回の旅行で素敵な場所を沢山発見できました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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