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【実際にあったスマホ事件簿】子どものスマホデビュー「約束作り」と「機種選び」に向けて①

筆者が中学校教師を務めていた時に経験した「スマホ」事件簿。スマホ依存からの学業不振・アンチ発言ショックによる不登校・恋愛感情&性的興味からのいじめ・・・。どんな危険が潜んでいるか、事実を知っておくことが大切だと思っています。

中学入学を控えた6年生の2月、ついに子どもがスマホデビューしました。
「約束作り」をしっかりした上で、本人の希望の機種と親の予算とをすりあわせiPhoneを購入したことを記事にします。(今回はその①実際にあったスマホ事件簿)

子どものスマホデビュー「約束作り」と「機種選び」に向けて【その①スマホ事件簿】

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中学教師時代に実際に起きたスマホ事件簿

中学教諭をしていたママブロガーが記事を書いています。

www.yumimamanchan.com

その1:睡眠不足で保健室登校になったA子さん

真面目に勉強に励んでいたA子さん。
授業中に居眠りをするようになりました。
最初は、疲れているのかなと思っていましたが、そのうちに・・・
「先生、保健室行ってもいいですか?」と自ら訴えるようになりました。
養護の先生に聞いてみると、
「A子さん、ずっと寝ています。」と。
起立性調節障害の疑いもあるので、どういう症状か本人に聞いてみることにしました。
すると、A子さんの場合は・・・
「彼氏とうまくいかなくなったから、夜ずっと話している。」
とのこと。また、
スマホで知り合った人だから、会うのが難しい。」
とのこと。
親には内緒の関係だったため、保健室に話にくることも増えてきて相談をしていました。しばらく経ち、関係が解消された後、ようやくもとのA子さんに戻りました。

教訓:中学生がスマホを通して、親の知らない所で見知らぬ人と出会って夜中話しているかもしれない。さらに、別れ話でもつれているかもしれない・・・。

 

その2:TikTokダンス投稿からの不登校

クラスの中心的人物だったE君。
サッカーやダンスが得意で周りにはいつも沢山の人がいました。
E君はTikTokに自分のダンスの動画を投稿したようです。

ある日を境にE君の体調不良が始まりました。
「本日は学校をお休みするのでよろしくお願いします。」
保護者からのそんな電話が2日ほど続きました。
お休み3日目頃お母さんから相談がありました。
「実は、ダンスの動画を投稿したことで、周りから色々言われていて行きたくないようなんです。。。」
相手を聞くと仲のいいK君の名前が挙がりました。
K君は、
「ふざけて『キモ』って書いたら、周りでどんどん盛り上がって・・・。」
と言っていました。
これは、いじめ。生徒指導。学校はこのように動きます。
(単なる「ノリ」だったといいたいのは分かっています。。。)
K君父は、
「息子はいじめるつもりで書き込みをしていないし、第一アンチ発言がでるようなものを覚悟なく投稿する方が悪いっ!」
とお怒りでした。

もともとは仲の良かった子ども達です。
E君とK君は、自分達で仲直りしE君の欠席は止まりました。
でも、E君はこれを機にあまり人前には出なくなってしまいました。

 

教訓:良かれと思ったスマホ投稿で傷つき、いじめの標的になってしまうかもしれない。また、ちょっとした発言がいじめの引き金になってしまうかもしれない。

 

その3:はだかの画像を送ってしまったC代さん

普通の公立中学校で・・・と思うかもしれませんが、実際危険な事件は起きています。
恋愛感情や思春期の好奇心などが絡んでいるのだと思います。
事前に「これは絶対やってはダメ!!」って多くの人に知って欲しいです。

学校での発覚は、女子同士のトラブルからです。
スマホのトラブルは生徒からの情報がなければ教師の耳に届きにくいです。)

LINE上でB子さんがC代さんを外したとかなんとか・・・。と担任の先生に相談がありました。
これは、女の先生に聞いて欲しいということで、同じ学年の女の先生達でそれぞれに話を聞くことになりました。

すると・・・
LINE外しをしたB子さんは、
「C代さんは誰にでも自分を売り込もうとして嫌だ。許せない。」
とのこと。
もっと聞いてみると・・・
「H君にはだかの写真を送っている」
と言うではありませんかっ!!最初は耳を疑いました。

H君は「送れるなら送って!」といったらしいし、B子さんは「送って欲しいって言うからから送った」と言うし・・・。(こちら記事の事件は「脅し」などはなかったようです。)
本当に送られてきたH君は、最初はびっくりしたけれど、それを何人かに転送してしまったと言うし。。。
H君の「裸送って!」という発言に驚くかもしれませんが、普通の公立中学校でも実際に起きてしまいました。もちろん、この後H君には生徒指導が入っています。
その後できた対応は、
①H君が送ったと言った生徒に「転送していない」ことの確認をとることと、自分が送られてきた画像はすぐに削除すると約束すること。(画像の確認ははばかられたのでできませんでした。本当に転送していないかなど確認は保護者へお願いしました。)

②C代さんの心のケア
当時は、送ってしまった事より、B子さんとの人間関係の方を深く悩んでいるようでした。また、送ってしまったことを後から言っても傷口を広げるだけなので、なんでも話して欲しいということを伝えました。
彼女が訴えた内容は「B子の暴言は写メ撮ったので見て欲しい。」ということがメインでした。

今ではもう成人している教え子達ですが、この事件の関係者の子は成人式で会えませんでした。家族も含め、多くの人が心に傷を負ってしまった事件でした。

その後「旭川中」の事件が起きました。
一歩間違えば・・・。どこにでも起こりうる事件なのです。
思春期の少年少女は、親や教師の知らないところで好奇心を爆発させています。
断り方を知らずにいいなりになってしまう子もいます。
その後どんなことが起きてしまうのかという実例と共に「スマホの使い方」の教育は必要だと思います。・・・ご冥福をお祈りすると共に、報道されたことによって、多くの中学生や保護者がスマホの危険性について再度考えるきっかけとなったと思います。

 

教訓:玄関に張り出しても大丈夫な映像だけ送信可。それ以外は送ってはならない。
→これは学校に指導に来てくださった外部の先生がおっしゃっていた言葉です。

中学校の教育現場で直面するスマホ問題

多くの生徒は「みんなもっているからスマホが欲しい!」と言います。
「次の期末テストでいい点を取ったら買ってもらえるんです♪」
と嬉しそうに報告してくれた子もいました。

そして、大抵の子は持ってすぐの時期「スマホ中毒」にかかります。
グループLINEが出来て、スマホが鳴り続けるのです。
投稿はしなくとも、立て続けに更新されるやりとりが面白くてスマホから目が離せない。
翌日、学校でもグループLINEの話をしている。。。

もちろん、それに加わらない子もいます。
一歩離れて、スマホ以外の話なら楽しく一緒にするというような。
親にとっては理想ですが、そのような対応ができる子は本当に僅か。
スマホを与えるか与えないか・・・
親も判断が必要になってきます。

我が家は、ルールを決めて(破るかもしれないけれどっ!)、危険を知らしめた上で持たせることにしました。
スマホの事件を知っておくだけでも抑止力になると信じています。

 

また、絶対に避けて欲しいのが「スマホを机の横に置いて勉強すること」です。
私自身、スマホの着信を気にしながら生活をしているので、自分自身の改善から始めないといけないのかもしれません。

次回は、「約束作り」と「機種選び」のことを記事にしたいと思います。
ちなみに、私の勤務していた中学校では「夜9時以降のスマホは禁止」としていました。周りで守れれば良いのですが、まだ小6の息子が「9時って早くない?」なんて言っています。本当に悩ましいです。