
長崎夜景/1000万ドルの夜景と言われている(稲佐山より)
旅に出る前、少しだけ迷っていたこと。
知識として学ぶことと、
実際に見て、感じること。
そのバランスは、これでいいのかな、と。
旅の概要
- 子どもの年齢:14歳&11歳
- 行き先:長崎県(出島・大浦天主堂・グラバー園・平和記念公園 ほか) /福岡/佐賀
- 日数:2泊3日
- 移動手段:飛行機+現地交通
今回の旅のメモ
- 泊まった場所:1泊目 稲佐山観光ホテル、2泊目 福岡エクセル東急
- 旅のコンセプト: ① 教科書で学んだ歴史を、現実の風景として受け取る
② 日本と世界が交わってきた場所に立つ旅
※ この旅は、旅育の考え方をもとに出かけた旅です。
歴史は、座学で学ぶ?感じながら学ぶ? 〜 迷う
長崎の出島(1/15で再現されたミニチュア)
鎖国政策下で唯一西洋(オランダ)との窓口だった舞台の復元が見られます
子どもに、しっかり勉強してほしい。
そう願う親は多いと思います。
それは、子どもの幸せを思ってのこと。
でも、勉強は「目的」ではなく、
何かにつながるための手段でもあります。
学んだ知識は、
テストや受験のためで終わってしまうものなのか。
それとも、もう少し先まで続いていくものなのか。
今回は、そのことを考えながら、
旅に出てみることにしました。
教科書にあった歴史を歩こう 〜 決める
旧グラバー住宅/【世界遺産】明治日本の産業革命遺産
※旅の途中で、調べ物や地図を見る場面が多く、
中学生本人がスマホを使って動くことも増えてきました。
軽くてかさばらないモバイルバッテリーがあると安心でした。
長崎で、歴史の風景に立つ
小さいころとは少し違ってきた、中学生の旅育。
学校で学んできた知識を手に、
実際の場所に立ち、
自分の感覚で受け取れる年齢になってきました。
今回の旅では、
そんな「感じ取るための環境」を
用意したいと思いました。
だからこそ、修学旅行のようにはならないように。
でも、その場の空気は、
ゆっくり味わえるように。
行程も、
あえて詰めすぎないようにしました。
(軍艦島はまたいつか……)
「自分とは何者なのか」を考え始める思春期
最近になって、
世界が急に身近になったように感じますが、
日本と世界の関係は、
ずっと昔から積み重ねられてきました。
長崎の街を歩いていると、
受け入れてみたり、距離を置いてみたり。
歴史の中でも、
迷いながら選び取ってきた痕跡が、
あちこちに残っていることに気づかされます。
中学生という時期は、
「自分は何者なのか」
「どこにつながっているのか」を、
少しずつ探し始める段階でもあります。
そんな時に、
世界と自分の関係を、頭で知るだけでなく、
体ごと感じる経験があったら、
きっとこの先を生きる力になるのではないか。
今回は、そんなことを考えながら歩いた旅でした。
行ってみて、見えてきたこと 〜 GO
【国宝】大浦天主堂(ステンドグラスの厳かな教会にキリシタンの歴史を感じた)
重たい歴史のあとに、坂道の先で、少し日常に戻る時間。
グラバー通り/グラスロード/南山手プリンを食べました。
教科書の知識として知っていた出島は、
海へ突き出した扇型の小さな島。
でも実際に立ってみると、
周囲は埋め立てられ、
かつての輪郭を、わずかに感じ取れる場所になっていました。
出島の中には、西洋のお屋敷が復元されていて、
江戸時代、この場所だけが、
海外とつながる窓口だったことを実感。
遠い異国から「日本」にやってきた人たちは、
どんな思いで、この地に暮らしていたのだろう。
そんなことにも、自然と想像が広がりました。
グラバー園や大浦天主堂、
街のあちこちに残る建物や坂道には、
今も異国の気配が息づいていて、
子どもたちも、その雰囲気を肌で感じ取っていたように思います。
……
宿泊したのは、稲佐山から市内の夜景を望めるホテル。
イルミネーションのきらめきとは違う、
人の暮らしが積み重なった街の明かりを眺めながら、
この街で営まれてきた時間に思いを巡らせました。
翌朝は、早起きをして長崎平和公園へ。
にぎやかな観光地とは違う空気の中で、
長崎が歩んできた歴史を、静かに受け取る時間になりました。
こうした体験の積み重ねが、
子どもなりの「自分軸」を、
少しずつ形づくっていくのだと感じています。
この旅で感じたことを、
すぐに言葉にする必要はないけれど。
きっと、次の選択のどこかで、
静かに息づいていく気がしています。

ここから下は、旅の参考メモです。
【参考】泊まった場所:稲佐山観光ホテル(長崎)
長崎市内を一望できる、稲佐山の中腹にあるホテル。
世界新三大夜景と言われる長崎の夜景を、
「見に行く」のではなく、滞在の流れで自然に眺められました。
稲佐山観光ホテル ◀ 空室・料金を確認する
【参考】泊まった場所:博多エクセルホテル東急(福岡)
博多観光の拠点としてアクセス重視で選んだ宿。
徒歩圏内においしいお店が多いので、食事は外で楽しめました。
わが家は朝食付きで。(ホテルの朝食も良かったです)
博多エクセルホテル東急 ◀ 空室・料金を確認する
※リンクは楽天トラベルです。空室状況・料金は日程によって異なります。
【参考】今回の旅の行程メモ(2泊3日)
※わが家の場合の一例です。時間は目安としてご覧ください。
1日目|長崎
午前 飛行機で長崎へ移動
午後 出島 → 出島ワーフでランチ
グラバー園 → 大浦天主堂 見学
夕方 稲佐山観光ホテル チェックイン
夜 市内夜景を眺めながら宿泊
2日目|長崎 → 佐賀 → 福岡
朝 平和公園・平和祈念像
午前 新幹線かもめで移動
昼 佐賀バスセンター経由で吉野ヶ里公園へ
午後 吉野ヶ里歴史公園 見学
夕方 卑弥呼の湯 立ち寄り
夜 電車 → 新幹線つばめで博多へ
博多市内散策・宿泊
3日目|福岡
午前 電車で太宰府天満宮へ
午後 博多へ戻り空港へ移動
17:00 福岡発 JAL322便
※今回のように、
飛行機+宿泊をまとめて検討したい場合は、
パッケージツアーという選択肢もあります。
※日程や発着地を変えて検索できます。
タイミングによってはお得なキャンペーンもあります。
「長崎」「福岡」「九州」などのキーワードで探すのがおすすめです。
いっぱい迷って、決めて、GO!にゃ 🐾
― 雪にゃんより


