先生:「ドラえもん、自動でテストを採点する道具を出して~。」と言いたい!
テストを受ける子ども達も大変だけど、テスト前後は教師も大変です(T-T)
最近のテスト、機械的に○とか✔とか付いているのを見たことはありませんか?
(息子の通っていた日能研のテストはデジタル採点でした。)
今回は「デジタル採点」についての記事です。
テストの採点が変化中!デジタル採点って何?【教員ママレポ】
- テストの採点が変化中!デジタル採点って何?【教員ママレポ】
デジタル採点のテストの採点って先生は○付けしていないの?
機械的な○が付いているテストを見たことはありませんか?
\リアテンダントHPより/
機械が採点している?
先生は○付けしていないの?
と思うかもしれませんが、それはありません!!
タイトルにも書きましたが、いつかAI採点になったらホントにスゴイと思います。
近い将来なりますよね?
どなたか開発お願いしますm(_ _)m
でも、記述問題はやっぱり無理でしょうか?
話があちこち飛びますが、大学入学共通テスト(元センター試験)の記述式問題は採点の問題で導入が見送られています。
話は「デジタル採点」に戻りまして・・・
デジタル採点の答案も、先生がちゃんと見て採点しています。
○付けする時、「赤ペン」ではなくて「クリック」するように変わったという感じです。
デジタル答案はどうやって採点するの?
まず、全員の答案用紙をスキャナーでPDF化してパソコンに取り込みます。
パソコンに取り込んだ答案を、画面で見ながら○付けしていきます。
デジタル採点リアテンダントのメリット
まさに、教員の働き方改革!!
業務の効率化!!
同じ設問の回答を一気に採点できる
手動でも、記号問題の採点は楽なのですが、デジタル採点の時は、画面上で一気に丸つけた後、違う記号のもののみ✔すれば良く、効率が良かったです。
アアアアアアイアアウアアアア
のように並んでいて、「ア」が正解の問題は、イやウの子を探して✔するだけ!
採点というより間違い探しという感覚でした。
※漢字の間違い探しは結構きついですけどね(;゚ロ゚)
※そして、記述の採点は並べても基準が狂わないよう気を遣いました。
点数の計算を自動でやってくれる
採点作業で面倒だったのは、○付けが全て終わった後、点数を付けるという作業。
大設問毎の点数を足し算したり引き算したりしながら、電卓片手に点数を書き込む作業は大変なので、○付けしただけで、点数まで一気にでてしまうのはとっても良い!
もう一度出力して答案を印刷するという作業はあります。
点数を自動集計して分析までできる
点数を付け終わったら、成績を付けるために、Excelシートへ観点毎に入力する作業もあるのですが、これも採点が終わった時点で一気に終了!!
一教科あたりの平均採点時間が50%くらい削減できた
これは、大日本印刷のHPにも書いてあったのですが、確かに採点時間が半分くらいの時間で済んだと思います!
リアテンダント、画期的!!
デジタル採点のデメリット
顔を思い浮かべながら採点することをしなくなる
従来は、まず名前を見て、空欄の様子などを確認しながら、「今回頑張ったね~。」なんて思いながら○付けをしました。
デジタル採点では、1クラス分の生徒の大設問1の問1がズラ~と並んでいるので、顔を思い浮かべながらという採点ではなくなりました。
テストを返した後、「あれ?あの子今回どうだったっけ?」とテストの結果が記憶に残らないことが・・・。
裏話:テストを作った後 出題意図を生徒が正しく受け取れたか、心配な時がありました。
そんな時は、「まず、○○さんのから採点しよ~♪」と成績優秀な子の答案からスタート。
100点をとってもらって、「大丈夫だった~!」と安心。
お出来になる優秀なお子様の答案要旨、もしかしたら、先生が一番最初に○付けしているかも?
公立中学校のシステムが追いついていない
デジタル採点のシステムには問題はないのですが、インフラの整っていない公立中学校です。
まず、生徒の答案をスキャンしてPDF化できるコピー機は1台しかありませんでした。
運悪く、調子も悪く、修理の方が直しているわ~、コピーを急ぐ先生もいるわ~、みんなが並ぶわ~で、結局スキャン完了したのは、17時以降・・・。←実話
せっかくパソコンに取り込んでも、ネットワークが遅いのか、パソコンの性能が悪いのか、トイレに行って戻ってきても、パソコンは考え中の青い丸がクルクル回り続ける・・・。
最後、生徒に返す答案は、もう一度プリンターから打ち出します。
やっぱり、作業時間が集中するので、思うように進みませんでした。
採点時間は短くても、システムを待つ時間が膨大でした。
もうちょっと、なんとかなりそうだな~。
答案が味気ない?
手で丸をつけた答案の方が見慣れている生徒にとって、「愛情」みたいなものが感じられなかったみだいです。
でも、これはきっと慣れていきますよね!
「○がずれています・・・。」という突っ込みもありました。
機械音痴には、調整が難しかったな~。
公立中学校デジタル採点システムか予算外?
大日本印刷の「リアテンダント」というデジタル採点のシステムの導入に向けて、勤務校はモニターとして1年使用しました。
しかし、残念ながら、「予算の関係」で見送ることになってしまいました。
せっかく、研修もして覚えたのにな~(T-T)
\大田区は導入したようですね!/
東京都大田区立中学校28校へ「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント」の導入が決定 | ニュース | DNP 大日本印刷
税金、どこに使うか・・・。
ここにはお金をかけてもらえませんでした。
解る気はしますけど、先生も大変で~す(T-T)
テストは個人情報:ここは教員ママの愚痴です飛ばしてください。
神戸の尼崎市で個人情報の入ったUSBを紛失したというニュースが報じられました。
かなりの騒ぎになりましたが、教員もテストの後はピリピリしています。
枚数が合っているか、欠席者と照合して数を数えたり。
基本的には「持ち帰り採点」も認められていませんが、「子育て教師」はどうしてもの時は「個人情報持ち出し簿」に記載の上、家で採点させてもらうこともありました。
テストの採点は、できるだけ学校で作業したいけれど持ち帰ることもあった
教員ママは、7時までに保育園に滑り込み子どもを迎え、子どもを寝かしつけて、夜もう一度起きてからの採点スタートです!!
一晩では間に合わず、夜な夜な進めてなんとか返却。
できれば避けたいけれど、ほとんどこんな感じでテストの採点をしていました。
家族の協力を得て、その日の夜はエンドレスで学校にこもり採点。
土曜日か日曜日どちらかも出勤して採点。
こちらの方が集中してできて理想でしたが、旦那さんと残業時期が被ると子どもの寝かしつけ担当がいなくなり無理・・・。
\愛用の先生赤ペン/
国語科の私は、中学3年生を持ったときは、40人×6クラス=約240枚
12時間くらい採点に要していたと思います。
(1人3分間くらいで採点して休みなしのペース。)
公立中学校の先生は、中間テスト・期末テストが終わると、「早くテストを返して欲しい~!!」という子ども達の熱烈な期待を背負って、必死で丸付けをはじめます。
記述問題や漢字の止め払いを丁寧に見ると、もっと時間がかかる時もあります。
その後、設問毎の点数を足し算Nして100点だとか、65点だとか書き込む作業。
最後にパソコンに入力して、成績を付けるための材料とします。
これらの時間を、ちゃんと勤務時間の中に設定してくれればいいのだけど。
テストのない教科や、TT=ティームティーチングで採点の少ない先生もいるので、「授業時間の確保」という方が重要視されている雰囲気でした。
教員の働き方改革が進むのをどうぞご理解ください!
まだまだ手書きの丸付けの答案を持って帰る割合の方が多いと思いますが、今後も、デジタル採点が導入される自治体が増えて行くと思います。
デジタル化することによって、分析もしやすくなりますしね。
教員の業務効率化・働き方改革が加速しますように。
子どもが「先生になりたい!」ともし言ったらどう答えますか?
きっと、「辞めておきな~!!」という人の方が多いのでは。
「先生は、オススメのいい仕事だよ。」って言われる日が来るように、今回の大日本印刷の「リアテンダント」のような学校現場に関わる開発がどんどん進むことを期待しています!
私が使ったことがあるのは、大日本印刷の「リアテンダント」ですが、NECでもは開発されていたんですね。しかもAIって用語が・・・。
やっぱり進み出していますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。