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受験前に学校を休むのは大丈夫か【先生/親の立場】

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「受験前3学期は学校を休ませたいけれど・・・」という相談を受けました。

理想は「休まず出席する」ことですが、コロナ禍で状況は変わってきています。

元中学校教師&中学受験させた母でもある私のとりとめもない考えを記事にしました。

\関連記事/

受験直前に学校を休んでも大丈夫か【先生/親の立場より】

先に結論を言ってしまうと、大丈夫! だけど・・・。という感じになります。

コロナ禍で正論ばっかり言っていられないなあ~と。

受験校のコロナ対応はどうなっていたか【息子の受験校の場合】

我が家の方針は「受験でも学校は休まない」ということで親子共に一致。

でも、コロナ感染にはヒヤヒヤし続けながら学校と塾に通いました。

もしコロナにかかってしまったら、今までの受験勉強は水の泡になってしまいます。

1月末、息子のクラスは学級閉鎖となりました(;゚ロ゚)

みなさんよっぽど気をつけていたのか、受験生はかからず乗り切れたようです!

 

塾の授業も1月末までありました。

塾の友達もコロナに感染することなく受験することができました。

 

無事に受験することができて本当に良かったと思っています。

コロナウイルスにかかっていたら受験できない

当然ですが、受験日に本人がコロナウイルスに罹患していたら、受験することができないという学校がほとんどです。

複数受験日を設けている学校については、そのあたりが要相談となっているように感じました。

 

A校

・当日本人がコロナウイルスに罹患している場合は受験ができない

・濃厚接触者で無症状の場合は別室で受験可能→学校に連絡

・当日体調不良→学校医と相談し別室受験可能の場合あり

 

B校

・当日本人がコロナウイルスに罹患している場合は受験不可

・コロナウイルスに罹患し、療養期間を終えていない場合も受験不可

・濃厚接触者でPCR検査陰性かつ無症状→別室受験可(公共交通機関不使用のこと)

・当日体調不良→別室での受験が可能

 

C校(複数受験日のある学校)

・コロナウイルスに罹患し受験当日までに医師が治癒したと診断していない場合は受験できない可能性がある。

・濃厚接触者、その可能性がある場合は事前に連絡

\受験生の親も手に取る受験マンガ/

コロナウイルス流行時の受験風景

受験といえば、塾の先生が学校の前で激励する姿が印象的です。

「二月の勝者」でも、そんなシーンが描かれていました。

余談:「二月の勝者」このシーン、娘が「ルトワックの生徒役」エキストラで出演しています♡
前田かれんちゃん役の女の子はコートを着替取り替えたり、先生のNGで取り直しになったり、現場はとても楽しかったです!その一方で息子は本番の受験に備えて勉強をしていました。

 

しかし、コロナ流行下でこの文化は変化し、息子の通っていた日能研ではオンラインで先生が応援してくださいました。

指定時間にオンラインで塾につながると、いつもの先生が心温まるメッセージを送ってくれていました!

 

同じ「先生業」として、塾の先生も毎年朝早くから大変だな~。

といらぬ心配をしてしまいました(笑)ちなみに、中学校の先生も公立入試の朝は受験応援で駅に立っていたんですよ。

 

受験する子ども達は、当日、熱を測って記録用紙を持参したり、受験会場の入り口のところにサーモグラフィーを設置されていたりと、様々な対策でコロナ感染から守られていたようです。

\カイロを持って受験へ/

コロナ禍の中学受験【息子の小学校の対応】

息子の受験がスタートした2021年1月、コロナ第6波「オミクロン株」が流行し始めてた時です。

子どもの通う小学校は毎年中学受験をする子が多くいます。

コロナ禍に「自主休校」ということを選択する家庭もあり、学校は欠席に対し寛大だと感じました。

受験予定の人には、「欠席する予定」を事前に提出させて、その分の給食費は返金するという制度もありました。

クラスの中には3学期に入ってからほとんど顔をみせないという子もいたようです。

クラスの子ども達も先生もそれについては何も言わないし、公認。

このご時世、保護者の判断にしたことで、先生も正論を振りかざさずに済む学校の方針で問題も勃発しませんでした。

 

・・我が家の方針は「受験でも学校は休まない」。でも、決して余裕があったわけではありません。・・

\最後の模試で失敗!余裕なんてなかった12月から受験本番までの日々/

受験直前に学校を休むことについて【教師の正論】

「義務教育であり個人的な理由で学校を休むのはどうか」という考えや、「周りの子への配慮」というのもあり、受験直前に休むことについては肯定的ではない学校や先生が多いと思います。

私は、学校生活>受験や塾 だと思っています。

世の中では・・・

受験>学校生活 になってきていているな~と感じています。

学校は授業時数を確実に提供しようとしている

学校の授業は、「授業時数」をいうのをカウントしています。

子どもたちに学びをしっかり保証するため、決まりを守ってやっています。

行事やテストの時にも、授業時数が足りなくならないように気を配っています。

その「学びの保証」ですが、「塾で十分間に合っています。」

と言われてしまえば、それまでなのかもしれないですけれど・・・。

学校関係者としては、寂しすぎます。

\受験時ゼリー系飲料持ち込み可の学校もいくつかありました!/

手段を選ばず成功を手にしなければならない人は仕方がないかも

公立中学校から高校入試をする場合は、クラスメイトも限られた枠を争うライバルです。

「受験直前に学校の授業なんて!」と思っていても、学校に所属している以上、仲間もいるし先生もいるし出席しますという感じの子もいました。

皆、学校に通いながら受験の日を迎えるというのが、現代の当たり前のスタイルです。

学校の先生がよく言う言葉ランキング入るであろう「当たり前のことを当たり前にする」。

「受験前に休まない」というのも当たり前のことだと思っていました。

 

しかし、「地元の学校という社会」から抜け出したくて受験をする人もいます。

そんな生徒にとっては、せっかく人生のチェンジとなり得るきっかけを「ストレスの場である学校」のために逃してしまってはたまりません。

教師の私にとっては、学校は毎日通って欲しい場所でありましたが「そんなきれい事を言っている場合じゃない。」という考えも尊重してあげたいと思いました。

\受験期に売れる「R1」我が家も買っていました!/

「個人」と「社会」の関係性についてどう考えさせたいか

受験のため学校を休むのは、コロナ禍の現在、そんな大きな問題ではなくなりました。

学校が強制的な居場所でもなくなってきている今日、「受験前に休むか否か」で悩む必要もなくなってきていると感じています。

 

でも、子どもが大きくなった時、社会やコミュニティーとどのように向き合って欲しいだろうかと考えました。

我が子にも教え子にも、「自分の所属する社会に、正面から向き合える子になって欲しいな。」

そう、考えた時、「社会やコミュニティーに対し、自分のことは放っておいて勝手にさせて欲しい」という態度を取るのか、否か・・・。

 

こういうのも同調圧力というのだろうか・・・。

「受験前に学校を休むか否か」の問題を発展されたら、こんなに大きな悩みとなってしまいました。

この辺りが、元中学校教師&中学受験させた母でもある私のとりとめもない考え、つれずれなるままに日暮らし・・・的な つぶやきです。

 

 

受験直前でもいつもと同じ日常を送れるのがベスト

\サクラ咲け!!/

受験直前でも規則的な生活をして、友達と話したりした方がメリハリもついて受験勉強もはかどる

これは昔から言い続けられている受験前の過ごし方です。

私も実際にそうだと思います。

 

息子の通っていた塾でも、受験直前の学校欠席は推奨しておらず、「できるだけ日常をくずさない方がいい。」とおっしゃっていました。

小6&中3の3学期というのは、あっという間に終わります。

もし、お子さんがその時間を大切にしたいというのなら、学校は休まず受験できたらいいと思います。

(コロナ感染の不安がありますので、そこはご家族の判断だと思いますが・・・。)

「受験当日まで伸びる!!」と信じていますが、普段通りの受験勉強を続けていればという意味合いで大丈夫だと思います。

普段通りの受験勉強を続けることによって合格できる学校が、導かれた進学先なのではないでしょうか。

休むことのリスクは、ペースが乱れたり気持ちが落ち着かなくなったりすることだと思います。

受験前の3学期はお休みするという選択をした場合の伝え方

登校するにも休むのもリスクがある!

どっちみちリスクがあるならば「お休みをする」ことを決断された方へ。

「コロナウイルスに罹患の場合は受験できないので、潜伏期間を含む○日間欠席したい。」とお伝えするのはどうでしょうか。

「受験が大切ですから学校なんて行ってる場合じゃないので、しばらく行きません!」というのが本音でも心の中にとどめて欲しいです。by元教師(笑)

”学校>中学受験”であって欲しいという学校側の思いも忘れずにいて欲しいです。 

そして、どうか納得いく1月2月を過ごせますようお祈り申し上げます。

\公立中学校の思い出/

\受験終了後スマホデビューする子は多いです!/

 \受験後の記事/

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