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通学班トラブル・クレームをなくしたい:頑張れ通学班の班長さん

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通学班でのトラブルは、あたたかく見守り応援することで成長できるものもあれば、報告が必要な場合もあります。

地域や学校で対策しなければ問題が解決しない事例も・・・。
保護者として地域の役員を2年間務めた元教師が、ドラブル毎の対応策を記事にしました。

通学班(登校班)のトラブル・ムレームをなくしたい

 

追記:教員を退職して、子1人つき1回の役員の義務を果たすべく2年間にわたり地域役員を務めて問題に感じたのは、「地域の関係性が昔の日本とは変わってきているのに、昔の意識のまま通学班が続いている」ということです。


誰がどの子かも分からず、隣にどんな人が住んでいるのかも分からない保護者も増えてきている現代社会。ご近所とはできるだけドライに付き合いたいという人も増えています。

「個人情報保護」により、住所や連絡先も公表されていない間柄、「通学の親同士は他人のような関係」。

何かあったら直接言うなんてこともできないでしょう・・・。
お互いにお顔も知らない場合もあり、もちろん近所の子がどんな子なのか理解も足りていないので、トラブルになりやすいですよね。

1.通学班のトラブル

①通学班の集合時間に遅れる子をいつまで待つか?先に行くか?

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トラブルの最初にあげれるのは、集合時間に遅れてしまう子にまつわるトラブルだと思います。

普段時間を守れていれば、「今日は何かあったんだな。」ということになり、トラブルには発展しないでしょう。

問題なのは常に遅れてくる子

誰かが遅れていても、自分は遅い方に合わせないという気持ちが大切です。
集団として崩れていくので、いつも待たされると不満もたまるでしょうが、正しいことを続けることが大切です。

集合場所に時計がない班や、集合に間に合わない子が低学年だとすぐには出発せず待っているようです。待つか待たぬかは「判断」がいることです。

その判断をするのがリーダーである班長だと思っています。

 

通学班に遅れる子への対策

 

①学校と地区役員は、「時間になったら出発する」という制度を整える。
 出発するか否かの判断は班長がする。
「なぜ毎回遅れるのか。」まずは班長がリーダーとして聞けるのが理想です。

 

②遅い子に合わせるのではなく、自分は正しいことをし続ける。

 

③低学年遅刻の場合も先に行く・・・低学年で一人で行くのは危険という意見もあります。
通学班による安全の権利を得るならば、時間に間に合うという義務を果たさなければ!というのが私の持論です。

遅刻による危険性を通学班に頼るのではなく、その子の保護者が対応すべきたど思います。私立や国立の小学生は一人で電車に乗り通学しています。
それぞれの保護者が自分なり考え対策していることと思います。

私立小学校・国立小学校の通学時に気をつけたい事故・トラブル対策 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ

 

④学校からの遅刻指導・・・「時間を守る」ということについて指導してもらう。


※いじめにつながらないように、「朝遅れる」という事実だけでいい。
 それ以外の生活態度やそのうちのうわさはせず学校に任せる。

※保護者への生活指導になる場合もある。
→学校の負担も大きくなるので家庭のことは民生委員へ委託。

民生委員・児童委員について |厚生労働省

結論:班長の判断で時間が来たら先に行かせてください!!

 

ところが、ここに問題が・・・。
先に行きたくても小学生には「時計」がない!


また、5分前行動が行き過ぎて「早く集合しすぎる」という問題もあるそうです。
ここも「時計」問題ですが、歯止めが必要です。

 

②歩くのが遅い・歩くのが速い

列になって学校に行くので、歩く速度のクレームもあるようです。

「今度の班長さん、スタスタいっちゃうのよね~。」

「遅すぎて遅れそう。」

などなど。

 

誰に合わせるかというのも難しい判断になると思います。
小学校の通学班は、学年を超えていることがメリットでもあると思います。
一番年下の子に合わせて歩けるようになるのが理想ですが。

小学生にとって、誰かに合わせるというのも大変なでも良い試練だと思います。


私の学校でも話題になりました。
あまりにもひどい場合は、校外役員(地区役員)が言ってくれてもいいし、相談を受けた地区役員から学校に連絡をしてもらってもいいとのことでした。
学校で責任をもって個別指導するとのことでした。

通学班 歩くスピードの問題

低学年にあわせるのも勉強!低学年思いじゃない班長さんには誰かが教える。
教える人がいない場合は学校で指導してもらう。

③欠席の連絡が通学班に伝えられない

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子どもの小学校はコロナ対応のため、欠席の時の「連絡帳」の受け渡しがなくなりつつあります。

以前は、インフルエンザの時のみ「連絡帳受け渡しなし」となっていましたが、時代の流れによって変ってきました。

 

この変化に対応しきれていないのが通学班です。

お休みの人を班長がしっかり把握できるシステムが必要です。

欠席連絡の通学班への伝え方

 

同じ班のメンバーの保護者と何らかの形で連絡体制を作る!

自ら動ける保護者が班に1人でもいてくれたら・・・。

LINEで連絡しているという話も聞きます。

(LINEはいやなので、もっと薄い関係性にするためにショートメールを使っているという話も聞きました。)

子どもが集まっているところに直接言いに行くのが早いです(笑)

④雰囲気が悪い いじめがある

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こんなことはあって欲しくないのですが、人間の集団ですので、なきにしもあらずです。こんな場合は地区役員や担任の先生、学校に相談です。通学班を変更してもらったり、対応してもらわなくてはなりません。

また、班長の資質の問題(ぶざける・遅れる・走る)もここに挙げられると思います。
一番上の学年になってしまったからなってしまった班長
どう自覚を持たせるか、無理なのか・・・。

通学班にいじめがある

事実を確認してすぐ学校に相談。

また、いじめがらみの問題は、我が子からだけでなく「周りからの情報も仕入れる。」客観的な事実も重要。

お子さんが安心できるように、家ではお子さんファーストで話を聞いてあげてください。

⑤挨拶ができない

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挨拶ができる子になって欲しいなあ。と思っていますが、苦手な子も沢山います。

挨拶しない雰囲気ができあがると、できている子までしなくなってしまうようです。

旗当番の方など大人が先に笑顔で挨拶して、育ててあげられればいいなあと思います。地区でも見守っていただければと思います。

 

結論:上級生を学校で育てて欲しい!地域でも見守る。

 

⑥急な雷雨の時

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最近は、気候が不安定で朝集合時間に突然雷雨が・・・。という時がありました。

学校には「もっと早い対応を!」というようなクレームもあったようです。

これをきっかけに、対策を考えるべきだと思いました。

自主的に登校を遅らせる人は、早めに班長に連絡する。

通学班で行くと決めた人はいつも通りの時間の出発する。

これだけだと思います。

もともと学校に勤務していた者としては、こういうイレギュラーな気象条件の判断まで学校任せでクレームにしていいのかしら?と思いました。

全部決めてもらうのではなく、いざと言うときは自分たちで考えて動けるようになりたいです。

 

結論:普段から班長との連絡体制を整えておく。自己判断で出発を遅らせるのもあり。その時は確実に班長に知らせること。

 

 

 

2.地区役員(校外役員)の仕事

①通学班は誰がどのように決めるのか

小学校によって違うと思いますが、私の学校では「地区担当役員」というのがあり、その役員になった人が決めています。

学年に偏りのないように編成されています。学校からは一任されています。

追記:学校で決めている場合もあるようです。

「個人情報保護」が厳しくなり、PTAが住所などを学校から持ち出すことができなくなりました。共働きの家庭も増え、地区役員が時間を合わせて会議するというのも難しくなってきています。今後、PTAが通学班を決めるという制度が存続するのか・・・。

これも、社会の変化に伴う問題だと思います。

②通学班のクレーム処理

ご相談を受けた時には、周りに漏れないように教頭先生に相談することになっています。
それによって時期を見てグループ編成を変更したりします。
また、学校の役員会で集まり、各地区のクレームを集約し学校と相談したりということもあります。

③ワーママは両立可能か

中学校教諭として勤めていましたが、自分の子どもの通学時間には既に家にはおらず・・・、無理だったと思います。

 

どのように集まって行っているのかも知りませんでした。

きっと相談やクレームがあったとしても、何のことだか理解できず対応できなかったと思います。

朝の時間帯がゆっくりなお仕事だったら地区役員の仕事と両立可能だと思います。

PTAの役員も、部活のように活発なものもあり、ものによってはワーママは厳しいと思います。悩みのたねです。

 

\安心してPTAを選出できるシステムは・・・?/

3.通学班で育つ力

班長のリーダーシップ 副班長の補佐力

コロナ禍で、イレギュラーな対応が多く、周りの大人が沢山フォローした年となりました。

しかし、通学班をしきるのは、やはり高学年の班長だと思います。

今の時代、ガキ大将なんていないようですが、リーダーシップをとるいい練習になると思います。

「いつまで待つか。」も班長の判断でいいと思います!

 

そこで、班長マークの「ランドセルに付けられる時計」を班長には持たせてあげたいなあ~。と個人的に思い、今、学校に申し出る所です。学校からリーダーの証として配ってあげられれば・・・。

子どもですし、判断には失敗がつきものですので、そこは副班長の出番だと思います。名前だけの副班長ではなく、しっかりサポートして欲しいです。

最後はもちろん、学校だったり地区役員のフォローです。

通学班を通して、高学年のリーダーシップが育つなんて素敵だと思います。

※そんなこと言っている場合ではないっ!!と怒りマックスの状況で読んでいる保護者の方がいたらゴメンなさい・・・。

 

追記:時計配付案、私の子どもの学校では、個人の時計の持ち込みは管理の問題から辞めて欲しいとのことでした。PTAで準備できるのなら検討して欲しいとのこと。
現在PTAの予算は足りておらず。
次年度へと持ち越しになりました。←翌年も持続可能ではないと却下。
学校配布のタブレットでもそうですが、一律に配られるものについては、その制度を持続させるには何事もお金がかかるとのことです。

 

②地域の力

地域で子どもを育てられたらと思います。子どもたちが時間が分からず出発できないのであれば、聞けるような。。。

挨拶ができていなかったら、率先して教えてくれるとか。。。

できるだけ、我が子の成長だけではなく、地域の子に目を向けられるよう意識しています。

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4.通学班トラブル・クレームをなくしたい:まとめ

①人は変えられない・・・

周りの人の迷惑を気にしてくれない人が同じグループにいるのは大変なことだと思います。保護者も大変ですが、状況を把握して、働きかけをしてみてください。

自分も楽な方や意地悪な考えに引きずられて、グループ全体が崩れないようにしていればいつかいい方向に向かうはずです。

②先回りして心配しクレームをつける前に

「雨の中ずっと待たされた(怒)!」

「学校の判断が遅くてずぶ濡れ(怒)!」

ではなく、自分の子や周りの子の判断の力が育つようなサポートを考えられるといいです。

 

「自分はどう動くべきか?」で判断すれば、すぐさまクレームにつながることは減るかなあと思いました。

③「班長さんのリーダーシップに期待」でも「失敗は成功のもと!」

うまく行かない通学班の班長なんで・・・苦労ばかり。
親もいやになると思います。

ものすごくプラス思考で発想を転換すると、子どものうちの苦労は、大人になって役立ちます。

また、班長さんに対して怒りの感情を持っているのであれば、

リーダーといっても、小学生。温かい目で育てて欲しいです。みんな立派な大人になりますように!

通学班の班長さんは大変な仕事ですが、子どもの学校ではとっても人気のお仕事なんですよ~。

班長になれなかったっ!」なんてクレームが地区役員に上がるときもあったくらいです。

是非、高学年になったら責任のある班長さんになって欲しいです。
様々な困難をクリアできる子どもたちが増えたら、将来の日本は安泰だわ~。

 

※もし、通学班のメリットがない地区があれば昔ながらに続けず、「個人での登校」にするという考えも有りかと思います。

 

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