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迷って【マヨ】【決め】て、Let's【GO!】/もと中学教師ママの「子育て/家事/仕事のTry&Error&Challenge」ヒント集

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キャリアチェンジをおそれずに人生100年時代に備える

人生100年時代といわれている現代、今の職を退職まで続けた方がいいのか、見切りをつけて、長く働ける生き方を探すべきなのか。

迷うところでもあると思います。
私は、「キャリアチェンジ」の道を選びました!

キャリアチェンジをおそれずに人生100年時代に備える

【筆者の経歴】

仕事でバリバリ活躍する人に憧れた新卒時代(丸の内OL6年間)

→ 先生になる夢を諦めきれず銀行員からの公立中学校教師への転職(29歳)

→ 結婚・出産を経て奔走した子育て教員時代(16年間)

→ コロナ・長男が6年生になるのを機に教員を退職し、子育てに未練を残さないと決める

→ 現在パラレルキャリアへ

【子育てママ・公立中学校非常勤講師(日本)・オンライン教師(アメリカ在住の生徒への授業)・ブロガー・PTA役員】

 

今の仕事に満足か

働き盛りの人で20年間、一度も転職を経験していない人の中には氷河期に就職した方も多いと思います。

当時の就職活動は求人が限られており、なりたい職を諦めた人も多いと思います。

(私は、教師になりたかったのですが、同時、公立中学校の国語科は県や都で1~2名の募集しかなく・・・、落ちるリスクが高く、大卒1年目で正社員となりたかったため辞めました。→そこでなぜ教師希望から急に銀行志望になったのか・・・。色々ありましたっ!)

 

真面目な方ほど、地道に積み上げたキャリアは手放し難く感じながらも、家族のためにも辞められないという思いで続けている人もいるかと思います。

 

実際、転職したら更に良い条件になる保証もなく、我慢し続ける結果になっているのではないでしょうか。

仕事を辞めるというのは、勇気と辞められる条件がそろうことが必要になってきます。

最初の就職先の銀行を辞めるときも、「これは謝った判断ではないか!?」と何度も何度も考え直しました。

ライフステージに合った働き方ができているか

ライフステージが変わる毎に、重視している生き方も変化していきます。

後悔なく生きるにはどうしたらいいのか。

何を優先すべきか。

私は、「子育て」主人は「仕事」を選んでいます。

(乳幼児期を過ぎれば、女性が子育てではなく、男性が子育てメインもありだと思います。また、すべてを平等にするやり方が最近はやっていますが・・・、

私は、ママを子育てメインにしてもらい、「子育て方針の決定権はゆみママに有り!」というのがノンストレスで良かったです。パパは子どもの教育に細かく言わない代わり、仕事は思う存分OK!帰りが遅くてもママは文句は極力言わない。。。としています。たまに言ってますね・・・。ゴメン。)

それぞれ得意分野が違うので、家庭によって何通りもパターンがあると思います。

一番、自分の家庭にあったやり方が見つけられたらいいと思います。

「子育てメインで生きていきたい」という願いを叶えた瞬間に、家族の収入は激減しました。

しかし、家族の生活満足度は向上したと思っています。

すべては得ることができませんが、今しかできないことができていると感じています。

人生100年時代を生きる

人生100年時代」という言葉を初めて聞いたのは、教員時代の教育長の講演でした。

学校教育も人生100年時代に向けて変化していかなければならないというような内容だったかと思います。(おそらく2018年頃の話。)

自分自身に、この人生100年時代をあてはめると、まだまだこれからだ!

というような気がしました。

今が人生の折り返し地点なら、新しいことをスタートさせても大丈夫。

(とは言っても、若くないので、健康だけは気をつけたいと思います。)

「人生100年時代」に向けて|厚生労働省

リカレント教育

リカレント教育とは、「社会人の学び直し」のことです。

人生100年時代の構想の中で取り上げられている政策のうちの一つでもあります。

リカレント教育

 

私もいつか「学び直し」をしたいと思っています。

せっかくプロの域まで達することのできたと思える「教育」の実績をこのままにしてしまうのはもったいないので、どこかで仕事として世の中のお役に立てるようにしていきたいという夢があります。

今は子育てメインで行きたいので、時が来たらチャレンジしたいです。

パラレルキャリアで可能性を広げる

現在は「子育てメイン」で、今までの経験や実績を活用できる様々なことにチャレンジしています。

まずは、PTA役員。

これはノルマとしてしかたなく引き受けているのですが、もと教員として、教育と地域社会について考えるきっかけとなりました。

 

様々な経験をすることで発見したことは、「ブログ」で発信しています。

ブログは付加価値もあり、たんなる情報発信だけでなく、少しですが収入源ともなっております。

 

\はてなブログ/

数あるブログサービスの中で初心者向け!だと思っています。

 

その他、今までの職場のよしみで「公立中学校の非常勤講師」をやることで、生の教育界の現状を知ることができるのと、やっぱり子どもと一緒に学校で勉強することが好きだという生きがい感じることができています。

 

中学校の教員を退職する際にみつけたアメリカの生徒さんへの「オンライン授業」も仕事として続けています。

一つの職場を飛び出したことで、視野が広がりました。

 

「元銀行員→教員→子育てメインのパラレルキャリア」という私のような生き方をする人は、これからどんどん増えていくのではないでしょうか。

多様な生き方は「キャリアチェンジ」をした人材へのチャンス到来

終身雇用制度の考え方が変わりつつある現代、企業が副業を許可するなど、多様な働き方が認められ始めました。

多様な生き方の時代こそ「キャリアチェンジした人材」の再就職のチャンス到来だと思います。

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人生経験豊富な人材の雇用に期待

子育てを機に第一線を離脱したとしても、その時間はブランクだとは考えません。

キャリアチェンジをおそれずにその人生経験を売れるようになっていければいいと思っています。

子育ての時期が、仕事との両立に苦しむ大変な時期ではなくなり、一段落したらまたその経験を社会に還元できるようなサイクルが生まれますように。

 

子育て経験豊富な先輩が、社会全体の子育てをサポートし、体力のある元気な若者が高齢者をいたわる社会が理想です。

そのためには、ずっと同じ仕事をし続けるのではなく、ライフステージで知り得た情報や経験を有効に活用できる「キャリアチェンジ」が必要なのではないでしょうか。

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民間から教師へ転職した私の【教員VS民間企業】比較~制度など~

民間企業に勤めていましたが、小さい頃からの「先生になりたい」という思いが諦めきれず、30歳の誕生日を前に実現させました!
何事も、「今!」と思った時が決めどきで遅くはないです。

民間企業6年に勤めたあと、転職し教員を16年勤めた私が、社会人から教員への体験談、教員と民間企業とはどっちがよかったかたを主観的に語るシリーズの最終回。
その3は、制度や健康面についてです。

教員 VS 民間企業どっちがいいか?【体験談 その3】

教員VS民間企業 3回シリーズ

その1 ①仕事のやりがい ②仕事内容 

【教員VS民間企業】比較~やりがい~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

 

その2  ③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与

【教員VS民間企業】比較~労働環境編~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

 

その3 ⑥健康面 ⑦福利厚生 ⑧育児制度 ⑨人間関係 ⑩その他

【教員VS民間企業】比較~制度など~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

一人の人間の境遇の話としてお読みください。(念を押しますが主観です。)

\筆者の紹介はこちら/

民間企業(元丸の内OL)に新卒で6年間務めた後、子どもの頃からの夢を叶えるべく29歳で教員採用試験を受けて合格。

銀行から公立中学校教師へ転職しました。

教員時代、妊娠出産を経て長男が6年生になる時最優先になったのは、「自分のキャリア」ではなく「子育て」となり、16年間の教員生活を終え退職。

せっかく夢を叶えて中学校の先生になったにも関わらず早期退職した私。

では、「民間から教員へ転職したことを後悔しているか?」と聞かれたら、はっきり「後悔していません!」と答えます。

小さい頃からの夢が叶えられ、ステキな生徒たちにもたくさん出会え力になれたと思っています。

そして、先生にしか味わえないさまざまな経験をしてきました。

公立中学校教諭歴16年(本採用)というのは、信用につながる肩書きだと思いますし、現場で奮闘し、さまざまな子どもや保護者と関わったことで、また色々やりたいことも出てきました。

教員はブラックと言われている昨今。

転職後、「思っていたのと違う!!」とならないためにも、一個人の感想にすぎませんが、教員と一般企業との比較の材料になれば。-ゆみママ-

 

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⑥教員VS民間企業:健康面は教員の勝ち!

先生の職場は健康的!

毎日牛乳を飲み給食を食べる教員!1日何回も階段運動!

・教員は、栄養価を考えられた給食を食べられる
栄養教諭が体のことを一生懸命に考えてくれる給食を残さず食べれば食生活はとても健康。
(ちなみに、教員も給食費は払ってる。)
(好き嫌いがあり、こっそり残す先生も結構いる。)

 

・更に、毎日牛乳もでる。
(たまに、コーヒー牛乳やお茶がでる。県によっては給食がない学校もある。)

 

・エレベータは使えない。

→あることはあるが、車椅子の生徒や荷物運搬用。職員室と教室を往復するため一日に何回も階段を上り降りする。

 

△しかし、メンタルをやられる先生も多くいるため、一概に「健康的」とは言えない。

OLは1日中座り続ける?

・一度会社に着くと、パソコンの作業か、隣の会議室かトイレかくらいしか動かない日々。
職種にもよるが、オフィスの仕事の人は運動不足になりがち。

 

・ランチは、社食があったが、好きな物に偏ったり、節約してしまったり。。。
でも、外ランチに行くと決めた日にはおしゃれなお店に行けたりして良かった。

栄養価は考えず雰囲気と味を楽しむランチ&飲み会多(;゚ロ゚)

⑦教員VS民間企業:福利厚生 は同じくらい

 教員 = 民間企業

・宿泊施設の提供や旅行に行くと補助金がでる。

・健康診断がある。(人間ドッグも補助がでる。)

・しかし、長く続ければ「退職金&年金」はいい。

⑧教員VS民間企業:育児制度は昔は教員の勝ち!

育児休業しやすいのは、教員の先進的で良い文化

教員は出産休暇と育児休業をとる人が多い

・有給休暇の項目で「教員は休みが取りにくい」と書いたが、育児休業は取りやすい。自分のお休みの間、代用教員を雇ってもらえるので、自分の穴が埋まらないという心配をしなくても大丈夫

育児休業の文化が根付いている。

※ただし、近年の教員不足で代替教員が見つからないという事態が多発中。


・近年男性の育児休業も増えてきた!

 

「子育て休暇」という制度がある。
時間割変更をさせてもらい、自習にならない形で我が子の保護者会に参加することもあった。
有給休暇(←教員は年次休暇という言い方をする20日に7日プラスされるが、27日も使い切ったことはもちろんない。)

 

卒園式・卒業式・入学式・運動会が被った時には我が子の晴れ姿を諦める人が多い
あるいは、その年1年は副担になると選択した先生もいた。
(私は被らずに済んだが、夫婦そろって教員の場合は、やりくりが大変そうだった。また、副担を希望しても、担任のできる教員が不足しているために希望が通らないのが現実・・・。)

←私の早期退職の理由にもなった部分。

民間企業も育児制度については充実してきており民間企業の勝ちの部分も

民間企業も育児制度は充実してきている
会社によって違うと思うので、調べてみるとよい。

・男性の育児休業も進んでいる。

⑨人間関係は運次第

 ・職場が、素敵な出会いの場になるといいと思う。
考えが合わなかったり、方向性が違ったりすることはある。

どんな職場でも、自分に考えがあり本気になればなるほど衝突もある。

 

⑩その他

一生懸命にやればやるほどきりがなくて大変なのが仕事。
ライフステージによって、重視するポイントも変ってくる。

 

①仕事のやりがい

②仕事内容

③環境・勤務地

④休日や有給休暇

⑤安定性・給与 

⑥健康面

⑦福利厚生

⑧育児制度

⑨人間関係

 

について個人的な見解を語ってきた。

 

私自身は、大学卒業してすぐの時に重視していたのは、「①仕事のやりがい」だった。今も重視したい気持ちは変らないが、今はここにはない「家族のこと」が最も重視するポイントに変っている。

学生時代には「主婦」という仕事には全く興味はなかった。

今は、このとっても大変できりのない「主婦&主夫」という仕事に魅力を感じる。
お金にかえられない価値があるっ!! 
家庭を支え、家族のメンタルを守る人が平和な日本を支えているのかも。

終身雇用制が崩れ、仕事への考え方も自由になってきている。

最初に就職した先によって学んだり失敗したりして、自分自身にも新しい発見があり、「こういう見方ができてきた。」とか「こういうスキルが身についた。」だから、今度はこんなことにチャレンジしたい!というのが実現できる社会になるといいと思う。

 

ということで、

最後まで長々おつきあいいただきありがとうございました!!by マヨ決めGO!ゆみママblog

 

\私が教員になったのは「ごくせん」ブームの時代/

スカパー放送番組紹介サイトで、教員もののドラマの見方を探すにはこちらのサイトを!

↓↓

 

 

\運動部顧問ではなくても、体育祭・大掃除などジャージを着る機会が多いのが学校の先生・似合わなくてもジャージを何枚か持っています/

銀行を退職する時、送別の品でいただいたアディダスのジャージを毎日着て頑張った教員生活の経験を大切に生きております。

 

追記:私がこの記事を書いた2022年以降、教員をとりまく環境も大きく動き始めていると感じています!働き方改革が進みますように。


\民間から教師への転職シリーズの記事はこちら/

その①仕事のやりがい ②仕事内容の比較

その2③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与
について↓

\関連記事:教員の仕事/

\なぜやりがいのある教師を定年退職まで続けなかったのかはこちら/

民間から教師へ転職した私の【教員VS民間企業】比較~労働環境編~

16間教員を務めた私が、社会人から教員への体験談【教員VS民間企業】について主観的に語りますの第2弾!
今回は労働環境編です。
・・・

子どもの頃の夢は学校の先生になること!

一般企業から転職して、16年間公立中学校の教師を務めた私が【教員VS民間企業】について主観的に語ります。

教員 VS 民間企業どっちがいいか?【体験談 その2】

教員VS民間企業 3回シリーズ

その1 ①仕事のやりがい ②仕事内容 

【教員VS民間企業】比較~やりがい~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

 

その2  ③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与

【教員VS民間企業】比較~労働環境編~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

 

その3 ⑥健康面 ⑦福利厚生 ⑧育児制度 ⑨人間関係 ⑩その他

【教員VS民間企業】比較~制度など~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

一人の人間の境遇の話としてお読みください。(念を押しますが主観です。)

\筆者の紹介はこちら/

民間企業(元丸の内OL)に新卒で6年間務めた後、子どもの頃からの夢を叶えるべく29歳で教員採用試験を受けて合格。

銀行から公立中学校教師へ転職しました。

教員時代、妊娠出産を経て長男が6年生になる時最優先になったのは、「自分のキャリア」ではなく「子育て」となり、16年間の教員生活を終え退職。

せっかく夢を叶えて中学校の先生になったにも関わらず早期退職した私。

では、「民間から教員へ転職したことを後悔しているか?」と聞かれたら、はっきり「後悔していません!」と答えます。

小さい頃からの夢が叶えられ、ステキな生徒たちにもたくさん出会え力になれたと思っています。

そして、先生にしか味わえないさまざまな経験をしてきました。

公立中学校教諭歴16年(本採用)というのは、信用につながる肩書きだと思いますし、現場で奮闘し、さまざまな子どもや保護者と関わったことで、また色々やりたいことも出てきました。

教員はブラックと言われている昨今。

転職後、「思っていたのと違う!!」とならないためにも、一個人の感想にすぎませんが、教員と一般企業との比較の材料になれば。-ゆみママ-

民間から教師へ転職した私の【教員VS民間企業】比較~労働環境編~

前回の内容

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前回の内容の続きになります。

 

③労働環境/勤務地は民間企業の勝ち!(務めた会社にもよる)

最初の勤務地が良すぎたのだということは分かっているが・・・。

教員の職場は民間企業(丸の内OL)と比べてはならない

・転職し教員になって1年目。
通勤ラッシュから解放されたことに喜びを感じた。
通勤時間帯の電車の中は、身動きがどれない程混んでいる。

1年目は自家用車による通勤は認められないので、電車と徒歩。
20分間河原を歩いて勤務校に付くという生活。
台風や雪の日は辛いけれど、通勤ラッシュよりは断然良い!!

(1年目の配属先によって一人暮らしを始める人の割合も高い。)


2年目以降は車通勤に変更!
通勤ラッシュストレスでいっぱいだった民間企業(丸の内OL)より断然良し!
(ペーパードライバー講習を受け、中古のヴィッツを買った

車は、バスケットボール部顧問で練習試合の時にボールやボール入れを運搬するためにも必要だった。)

 

・私の勤務した公立の学校の立地は・・・。
私の勤務校は、近くにはコンビニもない。


河原を歩くので、パンプスではなくスニーカーへ。
スーツもできるだけシンプルなデザインへ。
そのうちスーツは着なくなる。
「おしゃれ」という単語はどんどん消え失せていった。
マニュキアも生徒がうらやましがるのでしない。
髪も染めない。(最後は白髪染めしましたが。)

 

・2校目の勤務地は最寄りもバス停まで徒歩20分。住宅地にある学校。

 

オフィスビルが恋しい。。。トイレの比較へ。
ウオッシュレットつきのきれいなトイレから、1階外の渡り廊下にある和式トイレに・・・。(今は改装工事済みと聞いています。)
下の隙間から、落ち葉や虫が入ってくるのが怖かった。
冬の残業の時は、寒さが身にしみた。
二校目の中学校は在任中にトイレの改修工事が入りました。
もちろんトイレ掃除は自分達でやりますが、快適なおトイレに♪
(ただ、職員トイレには具合の悪い生徒もきますので、ゆっくり化粧直しなどはしませんし、そもそも化粧直しをしない生活になりました。)

 

職員室の窓を開けると蚊が入ってくる。自然豊か♪
蚊取り線香を焚いてくれる先生がいたが、その匂いで燻製のようになって授業へ。

 

・丸の内OL時代は帰り道、丸ビルとかにに寄れたのにな・・・。
車で事故を起こさないよう気を張って、とにかく家に帰ることを急ぐ生活へ。

 

④休日や有給休暇は民間企業の勝ち!

先生に休日はない!?

教員不足、教員定数の見直しを!

教員は1日中ずっと先生!?休みは取りにくい?

・前回の記事で、「やりがいは民間企業より断然教員の勝ち」と書いたが、場合によっては24時間?先生として求められ続ける日もあった。
連絡網に教員の電話番号を掲載していた時代、保護者から直接相談の連絡がかかってくるので、何かあれば緊急対応する準備が必要だった。実際にかかってきた!!)
(最近の学校は「働き方改革」で随分ONとOFFの切り替えができるようになってきている。だからこれはもう過去の話!?)

 

・先生にも有給休暇のようなもの(=年休と言う)はあるが、自分の授業を空けると自習になるため、自分の子どもが風邪をひいても休むことは気が引ける。

 

・他の先生の空き時間を埋めてしまうことにもなる。

出産後は実家の近くに家を買い、極力休まないで済むように対応した。
(住む場所も仕事ファーストで決定。旦那さんも了解してくれた。)

 

・夏休みは?部活・研修なので休みが取れる日は限られるが、近年は、比較的まとまった休みを取れていたと感じる。
全国大会などに出場する部活を持ち、全く休んでいない先生もいる。

 

常に「公務員として自覚を持って」ということを肝に銘じて生活していた。

もちろん、当時はブログやツイッターなどのSNSもやっていない。
自分で様々なことに制限をかけていたと思っている。

民間企業(丸の内OL)の有給休暇

民間企業のOL時代、有給休暇は完全に羽を伸ばせるフリーな日
全て有給消化できるわけではないが、仕事の都合があえばお休みしてコンサートに行くことも可能だった。
また、夏休みの時期ではなく、休みの時期が選べたので独身時代、金額が高くない時期に旅行に行くことができた。

季節労働者のような部署であったため、忙しい時には終電後タクシーで帰宅することもあったが、メリハリがあってよかったのかもしれない。

 

⑤安定性や給与は教員の勝ち!

 公務員の魅力は、なんといっても安定性!!

どんな大きな企業でも、何が起こるか分からない。やはり公務員は安定?

・1997年日本の大手証券会社の山一証券が破綻した。

当時、1996年から2001年にかけて「金融ビッグバン」と呼ばれる大規模な金融政策制度改革が行われた。
金融業界では統廃合が進み、いつ自分の仕事がどうなるか分からない民間企業と感じたこともあった。

 

一方、公務員は大変安定していると言われている。

つぶれるとか仕事がなくなるという心配は無用の教員

(それゆえか、「先生を辞めました。」なんて言うと、「もったいない!」と言われる。)

 

・民間企業も年々男女平等な職場になっていると聞いているが、教員の世界はかなりの昔から平等だったと思っている。
女性校長が少ないのは、自分の家庭の時間の兼ね合いや育児休暇でタイミングを逃したり、もはや、担任業が楽しくそれで十分と思う方が多いからだと思う。
機会がないわけではない。

 

・有名な話であるが、教員に残業代はない。

(その分ちゃんとつとめあげれば年金がいい!)

 

まずは、どんなことをやりたいかということが大切だが、この公務員の安定性を重要視する人も。

価値観はひとそれぞれ。

自分が仕事を選ぶ時、一番重要なのはどこかを知ることも大切!!

今回はここまで。

\教員時代愛用していたファイル/

\ハンコはどんどん増えていく・・・/
引き出しいっぱいにハンコがという先生も!
文房具屋へ行くと、ついついハンコを探してしまうのは教師の習性。

 

追記:私がこの記事を書いた2022年以降、教員をとりまく環境も大きく動き始めていると感じています!働き方改革が進みますように。


\民間から教師への転職シリーズの記事はこちら/

その1①仕事のやりがい ②仕事内容の比較
について↓

その3⑥健康面 ⑦福利厚生 ⑧育児制度 ⑨人間関係 ⑩その他 について↓

\関連記事:教員の仕事/

\なぜやりがいのある教師を定年退職まで続けなかったのかはこちら/

民間から教師へ転職した私の【教員VS民間企業】比較~やりがい~

子どもの頃の夢は学校の先生になること!

一般企業から転職して、16年間公立中学校の教師を務めた私が社会人から教員への体験談【教員VS民間企業】について主観的に語ります。

教員 VS 民間企業どっちがいいか?【体験談 その1】

教員VS民間企業 3回シリーズ

その1 ①仕事のやりがい ②仕事内容 

【教員VS民間企業】比較~やりがい~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

 

その2  ③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与

【教員VS民間企業】比較~労働環境編~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

 

その3 ⑥健康面 ⑦福利厚生 ⑧育児制度 ⑨人間関係 ⑩その他

【教員VS民間企業】比較~制度など~ - マヨ決めGO!ゆみママblog

一人の人間の境遇の話としてお読みください。(念を押しますが主観です。)

\筆者の紹介はこちら/

民間企業(元丸の内OL)に新卒で6年間務めた後、子どもの頃からの夢を叶えるべく(銀行で勤務しながら勉強して!)29歳で教員採用試験を受けて合格。

銀行から公立中学校教師へ転職しました。

当時、民間から教員への転職は珍しかったと思います。

教員時代はもちろん大変なこともありましたが、担任としてクラスをまとめることや授業で「分かりやすかった」と言ってもらえることがとっても嬉しく楽しかったです。いつも、クラスのこと生徒のことを考えていました。

妊娠出産を経て長男が6年生になる時最優先になったのは、「自分のキャリア」ではなく「子育て」「我が子の進路」となり、16年間の教員生活を終え退職。

せっかく夢を叶えて中学校の先生になったにも関わらず早期退職した私。

では、「民間から教員へ転職したことを後悔しているか?」と聞かれたら、はっきり「後悔していません!」と答えます。

小さい頃からの夢が叶えられ、ステキな生徒たちにもたくさん出会え力になれたと思っています。

そして、先生にしか味わえないさまざまな経験をしてきました。

公立中学校教諭歴16年(本採用)というのは、信用につながる肩書きだと思いますし、現場で奮闘し、さまざまな子どもや保護者と関わったことで、また色々やりたいことも出てきました。

教員はブラックと言われている昨今。

転職後、「思っていたのと違う!!」とならないためにも、一個人の感想にすぎませんが、教員と一般企業との比較の材料になれば。-ゆみママ-

 

①仕事のやりがい:教師の勝ち!

 教員の仕事のやりがい

先生はとってもやりがいのあるお仕事!

単にやりがいを書くと書き切れないので、対企業のことのみ紹介。

新人の頃から世間的にはベテランと差がつかない。
(逆に言えば、同等に教えられることを求められる。)
すぐに担任を持たされる場合も多い。


担任を持つと、学級経営案というものを考える
自分のクラスをどのようにしていくかというプランを持たなければならない。
企業でいうならば、いきなり40人くらいのお店の支店長になったような感じである。
責任重大な分、やりがいは大きい。

 

自分の起こしたアクションの結果が跳ね返ってくる
問題に対処した時に、良くなっていくことを肌で感じることができる。
悪いときも直で来る。良くも悪くも反応がダイレクトにくる。

 

子どもたちと一緒に感動し成長できる!

教師は宝石の原石のような子どもたちを輝かせるのがお仕事!

営利目的でない仕事っていい♡
こんなにやりがいがあって素敵な仕事はないと思う!!

※番外編:16年間も教師をやっていると色々な生徒に出会えます。我が子の子育てと違い中学校教師が生徒と一緒に過ごすのはほんの3年間ですが、その後の活躍が耳に飛び込んでくることがあります。私の場合、現在、3人の生徒の活躍をテレビの地上波で見ることができています。歌手になったり、俳優になったり、サッカー選手になったり。自分の力で未来を切り開いていった教え子達を誇らしく思っています。(もちろん、テレビに出ていない子だってきっと活躍していると信じています。)

民間企業(丸の内OL)のやりがいは教員のやりがいにはかなわなかった理由

入社1年目くらいはデータ入力などがメインだった。
(今考えれば、データ入力などから仕事を教わるのは当たり前のこと。)

 

大きな会社だったため(ラッキーだけど・・・)、大きな機械の歯車の一部のようであり、これを頑張ったら何かが変るというのがダイレクトに跳ね返ってこない。


上司が良い方だったので、上司のために頑張っていた感じ。

大きな組織の一部でり、その組織に守られていたと感じる。

 

 

 

②仕事内容:民間企業の勝ち!

 

あれっ?教師って「授業」がメインじゃなかったの?
という残念さ。
働き方改革の道半ばである教育現場。

教科のプロは求められていない・・・きっと。

教員の仕事内容が民間企業(丸の内OL)より劣悪だと思った理由

教員はブラックと言われるのは・・・。


授業を教えたり、授業の準備をするのは当然のことと心得ていたので問題ないが、
「教えるのが仕事と思っていたら大間違い」の雑多な仕事がある。
幸い、クレーム処理でメンタルを崩したことはないが、いやな思いならなんどもしたことがある。

 

私が苦手だった教員の仕事はこれから先、外部に委託しても良い仕事だったり、考え方を変えた方がいいというもの。
世の中が教師に求める物が何か?これを問いたい!!

 

・・ここから下は、教員不足の今、企業から先生になりたい!!と転職を考えている方のためにも、「教師の働き方改革」ご担当者に読んでいただきたい。そして、今、一番教員の働き方としてメスの入っている部分。きっと数年のうちに変わると信じています。・・・

私が苦手だった教員の仕事 ベスト5
~授業準備より優先させられる事項~

 

NO.1 部活動(未経験の運動部 朝・土日練習あり)

未経験のバスケットボール部の顧問になった。
(二択でソフトボールとどちらかだった。異動した先生の部活・やり手がないところに配置。部活を維持するため。ちなみに、私は運動部経験ナシ。中高 合唱部。←とはいっても、部長も務め全国大会にも出場した「部活ガチ勢」!!でも、バスケの顧問は苦痛でしかなかった。)

バスケのルールは他の先生、生徒、「スラムダンク」(全巻大人買いした)で覚えた。

マンガは別に良いですが・・・

 

審判シューズやら笛など、部活のものは自費で一式購入。

女バス顧問という役割(=生徒指導の重鎮のような)ものがあり、

穏やかに生徒と接したかったのに、ありのままの自分ではいられない・・・。

(←今思えば前任の顧問の意思を継ぎすぎた自分が悪いのですが。自分の意に反し、たくさんの生徒と戦ってしまった・・・。)

大会で審判が回ってくる。
足と視野が追いつかずファールの笛が吹けない。
「審判、どこ見てんだ!!」と熱い保護者からヤジが飛ぶ・・・。
バスケ未経験で審判できないって断る権限すらない上、部活のために貴重な土日返上している教師・・・。

選手交代の時やメンバー選びにも気を遣いヒヤヒヤする。
スポーツが好きなら楽しい仕事かもしれませんが・・・。

時間の拘束が半端ない。
朝練・放課後練習・土曜・日曜・・・。
授業の準備も合わせるとプライベートの時間が全くない。

転職前の銀行の友達とは疎遠になってしまった・・・。
話すのは、生徒・教員・家族のみの狭い世界になっていく・・・。

 

やはり一番きつかったのは「部活」。

なぜ文化系の私が運動部???

なぜ教材研究もまだまだなのに、朝・夕・土日と強制的にかり出される?

プライベートはどこへ?

私がなりたかったのは「顧問」ではなく、「教師」!!

そして、保護者対応にも一番気を遣ったのは部活動・・・。

追記:顧問をやらないという主張もできるようになってきたようですが、学校に部活が存在する以上だれかが受け持たなければ、学校と地域と保護者の関係が崩れ、学校不信につながります。自己犠牲でこの制度のひずみをカバーしてくださる先生方に感謝(T-T)

 

※番外編:部活対応のため、ペーパードライバーだった私は、教習所へ通い直しもう一度車の運転を学びました。(練習試合のボールやボールかご運びのための運転。)

運動音痴ですが、バスケ顧問で自分なりにポジションや作戦を考えたりもしました。

→脱ペーパードライバーのきっかけと、スポーツ観戦がたのしくなったのは、このときの苦労のおかげかもしれない。

 

NO.2 生徒指導

「先生は一枚岩でなければならない」と言われる。
民間企業出身で自由な大人の世界を知ってしまった私にとって、「この程度はいいんじゃない?」という校則が沢山あったが、自分だけOKとは言えない。

自分自身、公立中学校出身だが、最後まで公立中学校の生徒指導文化にはなじめなかった。

教員5年目で、生徒指導が苦手なのに、やむを得ず校則の取締担当になってしまった・・・。

※校務分掌:生徒指導担当

生徒指導のやり方も、自分の好きなようにはできない。
学校によってやり方が決まっていて、エッそんなやり方するの・・・と思っても、勝手に変えられない。。。

教師自身が「ここは別にいいんじゃない?」と思っていても、

校則なので足並みを揃えなければならない・・・。

公立の中学校って「同調圧力」を鍛え上げている場所?って思うことが多々有り。
当時、多様性重視の考え方なんてほとんどなかったような。

今、少しずつ変わりつつあるようですね。

・・・・・・

「中学生が広がって歩いています!!」
「ファミレスでうるさい中学生がいます!!」
近所からの通報で放課後の出動も有り。

地域での生徒の不備を謝りにいく教師・・・。

親の代わりも担う教師・・・。

近年はSNSの生徒指導が多発・・・。

【実際にあったスマホ事件簿】子どものスマホデビュー「約束作り」と「機種選び」に向けて① - マヨ決めGO!ゆみママblog

生徒指導については、もっともっと書きたいのでいつか。

 

NO.3 修繕

公立の中学校は古いところが多い。
基本的には、教員が自分で直す。

壁紙を貼ったり、黒板を直したり。
もちろん、教頭に報告して業者に直してもらえることもある。

4階から1階まで脚立と蛍光灯を持ち走る教師・・・。

教室の電気が切れると、自分で脚立と新しい蛍光灯を持ってきて取り替える。
新しい蛍光灯と脚立を1階から4階の教室へ運ぶのも、脚立の上で作業するのも大変だし怖かった・・・。

 

NO.4 掃除・消毒

コロナで、教育活動の中から掃除をカットする日が出てきた。
特にトイレなど。


生徒が下校した後、机・椅子・窓の鍵・ドア・黒板消し・電気のスイッチなど消毒。
もちろん自分のクラスや廊下の掃除も自己責任で。
優秀な清掃員としての能力も求められる教師!

また、トイレは特に清潔に!ということで、放課後のトイレ掃除。
(みんな~、きれいに使ってよね!!)これも教員の仕事。

 

休み時間、トイレにすごい物がどうしょうもなくなっている時・・・
「先生~。トイレが大変です~!!」と生徒が呼びにくる・・・。


「はいはい!今見るからね。」
スッポンとゴム手袋とバケツを持って出動。

これで10分の休み時間はつぶれ、お茶を飲む間もなく次の授業へ。

朝の8時から昼休み終了の13時半ごろまで、5時間くらい授業をしながら別のことをして動きまわる日が多くある。
運が悪いとそのまま5・6時間目→部活で18時までぶっ通し・・・。


でも、トイレがきれいな学校は良い学校!!
私は、学校教育で自分達の場所を自分達できれいにしていることは、日本人の国民性を育てている素晴らしい点だと思っている。

学校から掃除の文化が消えることには反対!

でも、もう少し民間からのサポートがあってもいいのではないかと思っている。

 

NO.5 会計

会計は、学年で1人、副担任の先生が担当する。(学校にもよる。)
私は、育児休暇明けの時に副担任となり会計を担当。


教科書は、国から税金で支給されるので代金は発生しないが、ワークや家庭科で使うもの、給食費は集金が発生する。
4月の段階で、集金計画を立てて、各家庭にお手紙を出す。
(担当者がコロコロ変るので、引き継ぎが甘い。)
その後、業者とのやりとりや金融機関への払い込みをする。
学校の近くに金融機関がなく、自転車や車で空き時間に急いで移動。

戻ってきたら、すぐ授業へ。


また、集金が滞った家庭には、電話をかけたりする取り立ての仕事も教員の仕事。
この仕事・・・本当にイヤ(T-T)
教え子の家に給食費の取り立てをする教師・・・。

教材費の払い込みのため、貴重な空き時間に1時間以上金融機関で待つこともある。
戻ってきてすぐ次の授業・・・。

学年全員の分の集金と支払いをExcel管理。
会計報告がしっかりできるよう、保護者と会計監査もする。
授業の隙間時間か放課後の部活後会計管理の時間。
これは、自分の授業準備よりなぜが優先させなければならない・・・。


(なぜ、インターネットバンキングにできないのだろうと思っていました。学校の決済システムは独特でした。)

 

以上 私が苦手だった教員の仕事ベスト5でした。


公立中学校は、「授業」だけが仕事ではない

私は、「教える」という所にしか目が行っておらず、甘かった。。。

先生になりたい人は、良く調べておいた方が良い。
いや、世の中の人に「教師になりたい人」が減る理由を考えていただきたい!


このような環境を、大学院卒の人材は好まないと思うし、どういう人材を欲しているのかしっかり発信して欲しい。

今の学校は、「授業重視」の人材は求めていないといえる。


(きっと私が苦手な仕事が当たり前のようにできる方も沢山いると思います。
そういう人が教師に向いているのかも!「勉強を教えたい」という気持ちだけでは務まる仕事ではありません。)

→いやいや、これから学校現場も変わっていくのか!?

民間企業(丸の内OL)の仕事内容が教員に勝った理由

私の勤めた会社は仕事の区分がしっかりしていた。
自分が極めるのはこの分野というのが明確で、ボランティア的にあれもこれもと時間を割かなくても大丈夫。

金融関係の試験は沢山受けなくてはならず、試験で休日が潰れることはあったが、自分のキャリアのためだと思い割り切れた。
(FP2級もちゃんと取った!!)

スキルアップ研修なども充実していた。


会社によって違うので、自分はどんなことが苦手で苦痛なのか、調べてから就職先を選ぶといいと思う。

(ただ、選んでいる場合じゃないっていう時もありますよね。。。)

ちなみに、試験に合格するまで教員採用試験を受けることは内緒にしていました。
勉強は通勤電車の中で。
銀行員の多くの人は、週末に定期的に金融に関する試験を受けます。
その勉強を最後の1年は辞めて、教員採用試験の勉強に時間を当てました!
教員採用試験に一発合格するため、けっこう頑張りましたよ!

大変だけど、学校の先生のお仕事は素晴らしい!トータルで先生の勝ち!

社会人から教員を目指す人へ伝えたい!

先生のお仕事で一番素敵なのは、生徒とのかかわり。

中学校だったら、たったの3年間の関わりだが、一緒に笑ったり泣いたり悩んだりして向き合うことができるお仕事。

公務員なので、生徒との間に商売をからめる必要は一切なし。

教員はサービス業ではない!!

純粋に「この子たちを幸せにしたい!」と思って働くことができる。

まだ小学生のように小さかった子が、中学校生活の3年間で立派に育ち卒業していくのを見ると、大変だった日々の苦労が報われ、この先もずっと応援したいという気持ちでいられる。

また、公教育というのは日本にとってほんとうに大切な仕事。

仕事をしながら社会へ貢献していることも実感できる最高な仕事。

(その分、今の状況では自己犠牲は必至・・・。)

 

 

 

民間から教師への転職:まとめ

教師の仕事は大変やりがいのある仕事です。

小さい頃からの夢だったら、是非叶えて欲しいです。

しかし、プライベートな時間も大切にしたいのであれば、現状ではおすすめできません。

教員の「働き方改革」が進みつつあります。

これにより、「教師の仕事として求められるのは何か」がはっきりしてくればいいと思います。

↑「優れた教員」の定義とはなんでしょうか?

民間から教員を目指していた時は、「授業がうまい先生」だと思っていました。

現場では建前はそうですが・・・

求められているものの感覚が少し違うと感じました。

例えば、生徒の安全を思い早く出勤して雪かきするような人間性のようなものも含まれていたような。←私のXのつぶやきより。

 

また、「部活をやりたくて教師を目指す」というのは、時代遅れです。

現在、部活は地域への移管がスタートしました。

 

追記:私がこの記事を書いた2022年以降、教員をとりまく環境も大きく動き始めていると感じています!働き方改革が進みますように。

 

\関連記事:教員の仕事/

\なぜやりがいのある教師を定年退職まで続けなかったのかはこちら/

\民間から教師への転職シリーズの記事はこちら/

その2③環境・勤務地 ④休日や有給休暇 ⑤安定性・給与
についてへ続く

旗当番は持続可能な制度か?旗当番は免除できない?

少子高齢化が進み、共働きの家庭も増える中「旗当番」は持続可能なのか?
教師として働きながら子育てをしていた私にとって「旗当番」というのは、かなりキツい制度でした。フリーとなり、地区役員をやりながら改めてこの制度を考えました。

旗当番は持続可能な制度か?旗当番は免除できない?

もと教師で、フリーになってからすぐにPTA役員を引き受け今年で2年目。
ワーママ&教師&専業 全ての立場からPTA活動を見て、ワーママ&教師&専業、それぞれの良さを活かしたPTA活動を模索しています。

旗当番の保護者同士のトラブル

地区役員になってから、保護者の悩みというのがダイレクトに耳に入るようになりました。(教師の立場とは違う方向から・・・。)
そこで聞いた旗当番にまつわるドラブルを紹介します。

旗当番の時間を間違えて保護者関係が悪化

旗振り当番を忘れ義務を果たさなかったAさん。
そのことに気付いたBさんから連絡が入り、注意を受けました。

義務を果たさない保護者に不信感を持ったBさんと、いきなりの注意の電話に驚きと悲しみを感じたAさん。


旗当番が原因で仲違いすることは様々な地域で起こっているそうです。

年に数回だからこそ続けられるのかもしれませんが、年に数回だからうっかりしてしまう。「旗当番への温度差」も顕著になってきたのかもしれません。

割り切って旗当番に立たない保護者

地域との良好な関係を築くことにはもはや興味はなく、無理なものは無理と割り切っているのでしょうか。


情報通な保護者から「割り切って旗当番に立たない保護者」についてうわさが流れているのも悲しいし、この制度のせいで、地域の保護者の関係が悪化するのも悲しい・・・。

地域の方に気を遣う保護者

学童利用の子どもが増えて、正規の下校時刻に帰る子どもは数人。
仕事を休んで当番に立っているワーママに「申し訳ない」と思っている心の優しいご近所さん。

制度に問題が・・・と思ってしまいます。

仕事を休めない保護者←教師だった私の場合・・・

「朝の会」>「旗当番」

朝、子どもより早く出勤しなくてはならない職業もあります!

中学校は、教科担任制のため、「朝の会」は貴重な時間であり、朝の会にいないといううのは生徒との信頼関係に悪影響を及ぼし兼ねません。

貴重なお休み・・・。
他にも使いたいところは沢山あるのに・・・。
年2回くらいなら、家族で協力して乗り越えられるかもしれませんが。
ワンオペの方はキツいですよね・・・。


では、誰かに頼めばいいかというと・・・
いつも自分の義務を誰かに頼むことのストレスも半端ない・・・。

ギブアンドテイクの関係は築けず、常にお願いばかりになってしまうから・・・。

小さい子のいる保護者

子どもを残して旗当番にでるか・・・。
一緒に連れて行くか・・・。
小さい子を連れて、横断歩道に立つなんて大変だよと私は思います。

 

 

旗当番免除はできないか?

明確な基準ができれば、免除可能だと思います。
ただ、旗当番を機械的に組むことができず、

○作成者に負担がかかる
少子化の地域ではもっと回数が増えてしまう

という問題点があります。

旗当番の責任

もし、自分が立っていても車が突っ込んできたら・・・。
とか、もしうっかり忘れた時に事故が起きてしまったら・・・。
と考えると、ただ回ってくるだけではなく、怖い制度だなあと思います。

私の子どもの学校では、「ボランティアでは責任がとれないからPTAがやる。」というような発言もありました。
保護者だって通学時の担当箇所の交通事故の責任は取れないと思います。
ボランティアで見守るくらいの制度でないと恐ろしい・・・。

旗当番の意義

「交通安全の責任を取る」ところまではしたくないし、そんな重いものをPTAに押しつけないで欲しいと思います。

 

では、旗当番の意義とは

社会と子ども達への交通安全啓蒙活動

 

PTAがいることで、ドライバーは「子ども達が通学する場所だな。気をつけよう。」と思うかもしれないし、近所のお母さんやお父さんに「左右見て渡ってね。」っていつも声をかけられれば、注意するように気をつけるような習慣がつくと思います。

○事故を予防するための活動 であり
×事故をその場で防ぐたの活動 というのでは責任が重すぎます。

\あとを立たない交通事故/
対策を模索し、声を上げている地域も多くあります!!

www.nhk.or.jp

旗当番はPTAじゃなきゃだめか?

旗当番が「社会と子ども達への交通安全啓蒙活動」であれば、PTAでなくても運営は可能です。
一番関係があるのが通学する子の保護者であるので、すべてお任せというのもよくありませんが、仕事を年3回お休みしてまでPTA活動の義務を果たさなきゃならない制度は持続可能な制度だとは思えません。

地域ぐるみの子育ての実現

核家族化が進む中、こんな言葉をよく聞きますが・・・。

役員をやっていて思うのが、地域のつながが薄れていて自分達の子どものことを誰かにお願いするのは難しい世の中になっているような気もしています。

旗当番は誰のため?私は地域のためと感じています

旗当番の設定時間にも問題を感じています。
朝は全員通るから良いとして・・・。

下校時の見守りは、「学童を利用しない子の時間」のみに設定されています。
私の地区の「学童保育」は、5時までの帰宅は自分で帰って良いことになっていますが、この時間には見守りは設定されていません。
(自己都合なので仕方ありませんが。)

学童の親は、仕事を休んで自分の子ども達が学童にいる時間帯の「地域の見守り」をしなくてはならないのです。

ボランティアを年3回休んでやるならば、もう少し自分の子どもに関わるところでやらせて欲しい!!とも思ってしまいます。
(ですから、仕事は休まず、旗当番は代理を頼むことになります・・・。←自分の義務を誰かに頼まなければならないのもストレスがたまります。)

 

追記:こどもの安全を見守る「旗当番」ですが、小学生の子ども達が通学する時間帯に車通勤をしていた者としては、

むしろ「地域のため」であったのかもしれないと思うようにもなりました。

通学班の子が途切れなく歩いていると、右左折渋滞が起きる・・・。子どもたちが途切れた直後の黄色信号で車が数台急いで曲がって危険・・・。

保護者だけではなく、市町村の交通安全の部署や警察がからんでくるといいのかしら・・・。

そうなると、余計に複雑になるのでしょうか?

ボランティア的なものではなく、予算がつくようになるといいと思いました。

 

 

最近の旗当番の問題は個人情報

個人情報保護が厳しくなり、旗当番表を作ったり配ったりする作業にも制限が出てきました。

地域で旗を回すのを中止するという動きも出てきています。
時代が変わってきていることを感じます。

旗当番は持続可能な制度か?旗当番は免除できないのか?

地域によっては、「持続可能な旗当番制度」に改革を進めているところもあるようです。
現在のPTA活動は「専業」よりのところが多く、PTA活動に積極的に参加できない保護者の考えは反映されていないように感じています。
(意見を言うことすらしないので当然ですね・・・。決められた義務を耐えてやり遂げています。)


ただ、注意しなくてはならないのは「専業」vs「ワーママ」そして「学校はかやの外」とならないよう話をまとめていくことです。
お互いの良さを活かすところを着地点にしたいです。

地域のことに関しては、「ワーママ」だった私は、「専業」の方に頭が上がりません。

無償で多くの問題と向き合ってくださっていることに感謝しかありません!

PTAは、働く人が増えても、年の離れた小さい子がいても無理せず続けられるような組織であって欲しいと思います。

 

私個人の今の考えとしては、

・PTA旗当番は朝のみ=全員当番に入れるが、無理な人は出なくて良い
・午後の見守りは自治体に任せる


きっと、反対意見もあるでしょう。


何かを変えるというのは、すり合わせたりパワーのいることです。
沢山の議論を経て、私の考えも変るかもしれません。


今日は、現時点での私の意見を述べました。
PTA任期はまだまだなので、この間にできることをやろうと思います。
私にできることは発信することと、実際のPTAの活動で「現状維持でいいや~」と投げやりにならないことだと思っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。

 

追記:最後の旗当番をやり終えました。

教師を退職した今、仕事のやりくりをしてまで旗当番にいかなくてはならないというしがらみもなく、その時間に世話をしなくてはならないような乳幼児もいない私にとって、旗当番は清々しいボランティアでした。

登校していく子ども達を、笑顔で「いってらっしゃい」と見送れる保護者としてのありがたさ、地域で守っているという自負。

旗当番は決して悪い仕事ではなく、「強制」という部分に問題があるのだと思います。

 

\通学班の悩み/

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\PTA役員とワーママ/

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PTA役員はできません・・・ワーママには酷・・・【PTA役員にメリットを】

魔の役員決め。ワーママも専業ママも副業ママもパパさんも安心できるシステムはないのでしょうか?以下、私の実話。


✒教師の立場✒
4月の保護者会の後、「では、担任の先生~PTA選出のくじを引いてください!」と。その後、「今年度PTA役員に選出されましたので・・・」と保護者会欠席者のお宅にお電話をして今年度役員のお願いをしました。


✒保護者の立場✒
同じ日に、自分の子どもの小学校で保護者会が開催されていおり役員決めが行われていました。自分もくじで当たっていたらどうしようとドキドキ・・・。

 

PTA役員決め・誰もが安心できるシステムは?

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PTAの仕事は重要!学校側も助かっています

PTAの仕事は学校と保護者、また地域との架け橋。
教育活動を円滑に行うために重要です。

教員では手の回らないこと(行事の時など)にサポートしたり、バザーで地域と学校をつないだり、緑化や美化の活動で学校の環境を良くしたり。
その学校によって、特色もあると思います。
実際にどんなことで私が助けられたかというと・・・。

年に1度の図書室の蔵書点検で助けられた

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「司書教諭」といって学教の図書室を運営する役割を担っていた私。
といっても、その仕事のための時間が確保されているわけではないので、隙間時間にあれこれ考えて作業を行います。
図書整理員さんという頼れる相棒もいました。
ただ、「蔵書点検」という年に1度の大仕事は、どうしても人手が必要です。

こんな時に、PTAの本部役員さんがお手伝いを募ってくれて、膨大な図書室の本の総点検をこなすことができていました。

今でも、あの助っ人がなければどうにもならなかっただろうと本部役員さんの力に感謝しています。

合唱祭:保護者席の入れ替えを行ってくれた

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大好きなイベントの「合唱祭」。
毎年、教員サイドの合唱祭実行委員を務めていました。
狭い体育館で行うため、学年毎の入れ替え制としていました。

教員は自分のクラスや学年を気にしつつ、司会進行の指導をしたりと全員なんらかの役割をもち運営に協力しています。

どうしても、保護者席の管理のところまで人員が足りませんでした。
そんな時に頼りになるのがPTAの役員さん!!
毎年の積み重ねでノウハウもあり、頼れる存在でありました。

PTAの仕事は平日の昼間が多い・仕事との板挟みに

ワーママがPTAで総スカンを食らってしまった話

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このように、学校を支える上で不可欠なPTA活動なのですが、まるで部活動のように活発な代があったりということもあるようです。

学校にはPTA会議室がもうけられているのですが、「鍵をおかりしま~す。」と、毎日のようにお会いする保護者の方もいらっしゃいました。

これは、私の友人の教員の話なのですが・・・。
お子さんが3人いて、PTAも引き受けながら頑張っていました。
しかし、二人目のお子さんの時「部長職」をくじで引いてしまったそうです。
平日の集まりや、総会などもあり・・・。
多くの責務を同じ部会の方に頼ることになったそうです。
そうしたら、徐々に人々の目が冷たくなり・・・。
人間関係悪化となってしまったそうです。

 

話を自分に置き換えて・・・。

学校で教師をしていると、1日クラスをあけるのも申し訳ないような気持ちでやっておりました。出張で不在の日もあります。
他の先生に授業をもらってもらったり、自習プリントを作ったり。

学期に1日くらいは自分の家の都合で休まなければならない日も出てきます。
学校をあける日はできるだけ最小限に抑えて・・・。

そんな生活をしているのに、そこにPTA役員の仕事まで入ってきてしまっては、困ってしまいます。

それぞれ、事情はあると思いますが、理解してもらえる場合と分かってもらえない場合が生じます。苦しすぎる。。。

PTA役員免除の申請はあるが・・・

最近では、PTA役員の免除申請という制度が普及してきました。
PTAの会員に入らないという選択もあるようです。

幼稚園時代は、クラスの保護者全員の前で「役員ができない理由」を演説し、認められれば免除されるという制度がありました。
看護師のお母さんと一緒に「こんな仕事をしていて、勤務時間がこのようなのでできません。」とお願いさせていただきました。
※放課後の預かり保育&習い事のある幼稚園だったので、ワーママも数名おりました。

幼稚園時代は、役員をやりたいママたちや、できるだけ幼稚園に足を運びたいママたちがいて気持ちよく「OK~♪」と言っていただきました。
「仕事大変~?」なんて会うと声もかけていただいたり。

 

しかし、小学校になってくると、お仕事をされているママや様々な事情を抱えている家庭も増えてきます。なんとなく、役員を避けてのらりくらりとしているうちに子どもが6年生になってしまいました。

子ども1人につき1回の義務がるので、もう逃れられません。
「○○部だったらそんな大変じゃないよ。」とも教えていただきましたが、最後まで役員をやらずに6年生になった保護者はみな同じ立場の人ばかり・・・。

学校にもよると思いますが、PTA役員免除の申請はかなり例外的な措置といった雰囲気が。
逆に、多くの人がこの制度を利用したら、PTA自体が崩壊する!?

退職した今年、6年生の保護者として役員に

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子育てとの両立の厳しさを感じ、教員を退職した今年、PTA役員を務めております。

くじ引きで「副部長」を引き当ててしまいました。
コロナのため、会合はLINE会議で行ったりと例年よりは少なくしていますが、やるべきことは沢山あります。

このPTAの職務を仕事をしながらやるのは酷だっただろうな。と思っています。
PTAはボランティアのようなものです。

学校への保護者参加は必要だと思います。
それは、授業参観や懇談会で十分だと思います。

最初にも述べましたが、PTA活動は学校側では大変有益なものと認識しています。
でも、PTA活動は、時間の拘束があるので「全員必ず」とか「一人一回」という圧力なんとかならないでしょうか。押しつけ合いではなく、決まる方法が欲しいです。

ワーママも専業ママも副業ママもパパさんも安心できるシステムは?

PTA会長はてなブロガー赤兎馬さんの記事を見てハッとしました。
PTAにメリットがあれば、もっとスムーズに決まる?

そこで私は以前から校長に「手伝ってくれるPTA役員には特権を与えてほしい」と提案していました。例えば、係の役があるから学校に車で来ても良いとか、腕章を付けていればグラウンドに進入して撮影して良いとかです。by赤兎馬さん

sekitoba1007.hatenablog.com

 

学校には、保護者の知りたいけれど知り得ない有益な情報があったり、入りたいけれど入り込めない領域があります。
その部分を解放して、PTAとwin-winの関係を築ければいいと思います。

 

今年の運動会では、コロナ対策のため入場制限を設けました。
そこで、PTA役員のシフトを作って入り口の管理をすることになったのですが・・・。

自分の子どもの競技も見たいので、できるだけ数は減らしたいという思いがでてきてしまいます。

そこで、PTA本部は考えました!
「運動会PTA観覧特別席を作る!!」と。
学校側も、運営と子どもを見るのを両立するにはと、OKを出しました。

その結果「お手伝い、やってもいいですよ~!!」という方が急増!!

PTA役員は大変なのだから、それくらい特権があってもいいと思います。
また、役員を引き受けられなかった立場としても、役員はおいしい仕事となれば、肩身が狭くならずに済みます。

 

まとめ:PTA役員にメリットを

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例として運動会の観覧席を挙げましたが、他にも考えれば色々出てきます。
例えば、本部役員を経験された方は、卒業式は最前列を準備するとか・・・。
緑化を担当された方には、学校で作った野菜を持ち帰っていいとか・・・。

 

文部科学省では、「コミュニティー・スクール」といって、学校・保護者・地域のつながりを模索しています。現場では、「言葉ははやっているけれど・・・」といった感じでした。

www.mext.go.jp

地域と連携して、学校の先生の授業以外の負担が少しでも減りますように。
また、PTA役員が苦にならず、やってお得な職になりますように。
また、「PTA役員ができません」←もったいないですね~って言われるくらいになって、肩身が狭い思いをしなくてもいいように。なって欲しいです。

 

我が子が「推し」である保護者に、学校行事の「S席」を提供できるのは学校である

 

\元教員現在子育てママです!/

www.yumimamanchan.com

辞めるか続けるか:仕事・部活・習い事など

母親としては、子どもが「習い事を辞めたい」と言った時、複雑な思いをしています。

辞めたくてもその気持ちを乗り越えた方がいい場合と、無理して続けない方がいい場合うと両方あると思います!どちらがいいか。考えてしまいます。

 

教師を辞めたことを書いたら反響がありました。
きっと「辞めること」について悩んでいる方が読んでくださっているのだと思います。

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辞めるか続けるか【仕事・部活・習い事】

子どもが習い事を辞めたいと言った時

どんな気持ちでモヤモヤしているのか、一緒に整理してあげるのがいいそうです。

成果が上がらなくなって辛いのか?
遊ぶ時間が欲しいのか?

どの選択がその子にとっていいのか・・・。

辞めたい理由は何か?

私には辞めてきた事が沢山あります。
まずは、最初入社した銀行。そしてせっかく試験を受けて夢を叶えてなった教師。
もちろん、子どもの頃の習い事はもう続けていません。

それぞれに辞めたい理由はありました。

辞めたい理由はどれ?

 
①自分の能力 :これ以上うまくならない、伸びない、出世しない
②気持ちの変化:他にやりたいことが見つかった
③自分自身の体:疲れている、時間がない
④人間関係  :周りの人と合わない、認めてもらえない
⑤条件・環境 :内容に不満がある
⑥達成感   :目標を達成した

この中のいくつかが重なっていた時もあると思います。

辞めたい→辞めて良かったこと【後悔のないもの】

自分が辞めた時の理由を当てはめてみました。

銀行員を辞めた時→①能力 ②気持ちの変化
教員を辞めた時 →②気持ちの変化 ③自分自身の体
習い事を辞めた時→①自分の能力 ⑥目標を達成した

 

もう少し詳しく書くと・・・

銀行員を辞めた時の気持ちの変化は、「30歳を目前にして、子どもの頃からの教師になるという夢にチャレンジしてみたかったという思いがこみ上げてきたから。」

 

教師を辞めた時の気持ちの変化は、「子どもが高学年になり、子育てに未練を感じたから。子どもが大人になってしまう前に、母として子どもとじっくり向き合う時間が欲しいから。」

 

両方とも、年齢との関係があり、「今しかできないかもしれない。」という内容がきっかけになりました。そして、「こうしている場合ではないっ!」という感じで、その時の仕事から新しいステージへと気持ちが動いて行きました。

 

【勝手な結論】気持ちが別のことに向かい始めていたら、辞めても後悔はない!
恋人との別れじゃないけれど、潮時なのかもしれないです。去った気持ちは追わなくとも良し。

辞めたい→辞めなくて良かったこと

高校時代の部活(合唱の全国大会に向けて練習していました。)

部活を辞めたかった理由→①能力 ③自分自身の体 ④人間関係

100人くらいいる集団の中で埋もれてしまい、自分の価値が分からなくなり、自分一人くらい辞めてもいいかな。という気分になりました。
しっかり教えてくれる先輩、今まではそのような上下関係を経験したことがなかったので、勝手にプライドが傷ついてしまいました。
更に、周りのレベルが高くて、ついて行けないというマイナスな感情もありました。
そして、高校3年生の12月が大会ということを知り、そんなの勉強と両立できるはずないっ!って思いました。

 

「もう辞めよう!」と何度も思いました。

でも、この時は、他に何かやりたいことが見つかった訳でもなく、自分のプライドが傷ついていて逃げたい気持ちでいっぱいだったと思います。
周りの友人は何人か辞めましたが、なんとなく辞める勇気もなく・・・。

最終的には、①能力 ③自分自身の体 の理由の辞めたさは最後まで続きましたが、引退まで続けることができました。

辞めたい気持ちを乗り越えた結果得られたものは、大変大きかったです。
「自分を語れる一つのエピソード」となっています。

【勝手な結論】他のことに気持ちが奪われたのでなければ、やり遂げる選択も有り!!

 

辞めたくて苦しくても乗り越えて欲しいのはこれ!

自分の能力の限界【これ以上うまくならない、伸びない、出世しない】

オリンピックを見た時、「なんてすごい方達なんだろう。」と思いました。
どんな壁でも乗り越えて、金メダルを目指す精神力。
全員があのようになれるわけではなりません。
やはり、メンタルも世界レベルなんだと思います。

どんなに自分に才能や能力のあることだって、上には上がいます。
きっとステージが上に行けば行くほど、限界だと思う回数が増えるのだと思います。

もし、一度でも「才能あるかも?」って思った事柄だったら、今はうまくいっていなくても続けて欲しいと思います。
小さい頃テニスやサッカー、水泳が得意で、でも何かのきっかけで辞めたのだとしたら
人と勝負するのではなくて、趣味でもいいからまた始めてみても!!

私は、かつて「習字の才能あるかも?」と思ったことがあるので、最近また習い始めました。楽しく続けようと思います。

 

会社に勤めていて、最終的に出世できるのには「運」もあるなと思いました。
能力や力があっても、昇進できなかったり・・・。
「人知らずしてうらみず〈論語〉」辞めたい時もあると思います。

先生も、生徒とのコミュニケーションだったり、教科指導だったり自分の強みがあると思います。素敵な先生達、もし一時的にへこんでいるのであれば続けられるよう応援しています。

乗り越えて欲しいこと!

自分の能力

「これ以上うまくならない、伸びない、出世しない」という思い!


習い事の辞め時は?

他にやりたいことが見つかった時や目標を達成した時

習い事にかけられるお金や時間は限られてくると思います。
あれもこれも全てはできません。
達成感を持って次のステップにつなげられれば、自己肯定感につながると思います。

子どもの頃の習い事が、大人になってからの趣味につながったり、大変なことを乗り越えた経験が自分の粘り強さや芯の強さになってくれたら嬉しいです。

逆に、一度始めた習いごとは、簡単には辞めずにちゃんと理由を付けて「卒業」させたいと思っています。

習い事の辞めどきは?

他にもっとやってみたい事が見つかった時や、目標を達成した時!

そして、いつか趣味として楽しんで欲しい。

私なりに、
辞めたい気持ちを「乗り越えた方がいいか」or「チャレンジした方がいいか」まとめてみました。

 

始めたばかりのブログライターですが・・・
きっとどこかで【①自分の能力 :これ以上うまくならない、伸びない、出世しない】の壁がやってくると思います。「自分の限界」を超えていけるよう、記事を書き続けたいと思います。あるいは、趣味にしていけたらいいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

先生辞めたい!私の悩みと決断【子育て40代教師の早期退職→転職】

憧れと夢をもち、晴れて教職に就いたのに、辞めるのはもったいないという思いを断ち切って教師を辞めました。


定年退職まで、朝8時前から毎日生徒のために全力で担任として走り続けられるか・・・。

家に帰れば我が子のことも100%やりたいので、通勤前の朝6時~夜11時すぎまで全速力の日々。

「無理!」と結論を下したことを記事にしました。

先生を辞めるのはもったいない?16年間勤務して教員辞めました

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3月に教員を退職する前、思い出に撮っておいた私の板書と自分のクラスの写真です。
10分の休み時間には教室で生徒の連絡帳に書かれているコメントを読み、一言を書いていました。大変でしたが、生徒一人一人のことが分かる楽しい作業でした☆

教員を辞めた今、後悔はありません

コロナで世の中が落ち着かない2021年3月末、16年間の教員生活にピリオドを打ちました。収入はもちろん激減。

でも、今しかできないことをしているという充実感でいっぱいです。
今の所、後悔はなし。
でも、先生を辞める前には色々と悩みました。

追記:現在教員を辞めて1年経ちましたが、後悔はしていません。やりたいことであふれた充実した日々を送っています。当時の判断は間違っていなかったと思っています。
 

 

教員を辞める時悩んだこと

1:教員を辞めるなんてもったいない!!という思いが捨てられない。

2:安定した収入!!

3:引き継ぎ

4:家のことに力を入れながら続けられる道はないか・・・。

5:40代の教員は転職できるのか

「教員辞めたい」悩み始めたタイミング

「教員を辞めたい」と思うようになったのはいつからか。

\産休に入る時は絶対パワーアップして復帰と思っていました!/

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子どもが生まれて仕事復帰してから、学校でも家でも休日も全力疾走の生活・・・

上の子が高学年になった頃から急に「自分の子育てに対する後悔の念」が増大しワーと湧き上がってきました。


あっという間に大きくなる我が子。
もっともっと子どもとの時間が欲しかった。と。

中学校教師として、中学入学後は親と子どもの距離が離れていくことを目の当たりにしていました。また、高学年から学童代わりに塾に入り、その流れで中学受験をするという流れに。担任は、入学式や学校説明会など、この日しかないという日でも仕事優先にせざるを得ないというのも悩みの種でした。

\子育てで親が子に求められる時期はわずかなのに!!/

コロナ休校中、ガランとした学校の中で、生徒への配布物をせっせと作りながらも一人で色々考えました。6月、学校が再開された後も自問自答し続けました。

先生の仕事はブラックだと言われます。
状況は違えど、先生を辞めたいと考える人はあとを絶ちません。
このまま定年退職まで、朝8時前から毎日生徒のために担任として全力で走り続けられるか・・・。


(自分だけ失速すると”はずれの担任”と言われてしまいそうで、常に全力です。
また、誰かが仕事を減らすと、その分を別の誰かが被ることになります。
私は、そのように感じていました。
教員は人数に余裕がないので、学年で一人でもパワー不足になるとカバーに回る人に負担がかかっていきます。


先生を辞めるなら、今、このタイミングなのではないかと。。。
(同じ学校勤務7年目。きっと次は異動の年。今までの育ててきた生徒への未練は異動したと思えば乗り切れます!!

「教師辞めます」退職いつ言う?

 

10月の意向聴取の時にはまだ誰にも言えず迷っていました。


直前まで研修も受けていますし、病休をとったこともなく学校の中枢となりバリバリ働いていましたので、同じ職場の先生方もまさか辞めるだなんて思っていなかったと思います。

お正月休み、十分に考える時間が持てました。
家族とも話し、息子の「ママの決めたことなんだから♡」と、娘の「ママが家にいてくれるの嬉しい。一緒に本を書こうよ♡」という後押しもあり、ようやく決断できたのでした。
主人も、「いいんじゃない。」っていう感じ。
決断の時には後押しって大事だなと。

職場では、管理職に言わなくてはなりません
(同じ学年の先生にはそれとなく「子育てで未練があるのよね~」とは言いました。)タイミングは2月の評価面接の時です。
遅かったかな・・・と心配でしたが、このタイミングでも大丈夫でした

4月の異動でしっかりと後任の方が来ましたので安心安心。
また、非常勤のお仕事も斡旋していただき(1年間に数回ですが現場で授業をしています。)、3月31日をもって円満退職です。
※ちなみに、辞令があるので31日は春休み中でも必ず出勤ですよ!

退職届の書き方も教わりました。
直筆でドキドキしながら書いたのも忘れられません。

教師辞めたいと思ってから転職活動はしたのか?

1月家族と話した後、気持ちの整理が付きその後のことを真剣に考えました。
私の場合は、フルタイム勤務は考えていなかったので、パートタイマーで探しました。リクルートの転職サイトにも登録したりもしました。
(今も「○○塾教室長候補」というような案件を送ってきてくれます。)
行動を起こすという意味で、まず登録してみるのもいいかもしれません。

その後、オンラインの講師の職を見つけ自らアプローチしました。
オンラインの学校なので、面接もオンライン!!
いままでの学校勤務のことが評価され、学校の仕事を休むことなく、次の仕事を決めることができました。
(1日3時間 週3回なので教員時代の収入に比べたら激減です。その他、中学校の非常勤講師を年数回だけやっています。こちらも、退職前に教育委員会で手続きをしました。ちなみに、教師の仕事が休めず引き受けられずにいた子どもの学校のPTA役員もようやく引き受けました。結構忙しくしています。)

追記:オンライン教師を始めて7ヶ月が経ちました。
自分のペースで定期的にある程度の収入を得られて私には合っています! 
40人一斉に教えていた頃より、4人という少人数なのもいいです。
そのうち、新しい仕事については記事にしたいと思います。

\オンライン授業での生徒との交流/

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先生辞めた後 悩みはすっきりしたか?

教員からの転職の問題

せっかく教員採用試験にも受かったのに、先生を辞めるのはもったいない。
最初は思いましたが、一生教師でいたら出来ずに諦めなければならないことが沢山でてくる(T-T)

何かに縛られて、人生の大切なタイミングを逃す方がもったいない!!

現在、苦手なパソコンを駆使してオンライン講師を始めることができています☆
コロナで気付けた職業です。


このブログは「優秀な教員 辞める」というワードでもよく検索されています。

優秀な教員が辞める理由

優秀な教員が辞める理由は3つ考えられます。

1.学校管理職の仕事に魅力がない

 →クレーム処理や修繕管理、教育委員会との調整がメインの仕事なりつつある?
  「自分の希望の学校作り」に邁進できる人はよっぽどの人!!

2.給料と仕事量が比例しない

 →給料やボーナスと関係なく、「あの人なら知っている・あの人に任せれば大丈夫」という流れで仕事が増えていく。出世意欲があればそのために頑張るのかもしれないが・・・。奉仕の精神だけで乗り切る世界。

 →退職後、私と同じポジションに2名増員されたそうです・・・。
       在職時、人員配置について意見を出していましたが、別のところに人員は回されてしまっていました。

3.学校の世界にとどまらず世の中を広く見ているので、終身雇用の考えはない

 →よりよい世界があればチャレンジしてみたいという好奇心がある

教員のお給料はそれほど高くありません。
(定年まで勤めれば退職金は魅力ある金額がもらえると思います。)
よって、公務員であり辞めされられる訳でもないのに、この権利を放棄するのはどうかしているのでは・・・と考える人も。

先生になれたのだから、きっと次のステージも大丈夫!
人生は一度きりで、「時間」には限りがあります。

なりたい自分になれるように動いても良いと思います!

行政も、だんだん「優秀な教員が辞める」この環境に気付き初めています。

管理職の仕事内容がクレーム処理ではなく「自分の理想とする学校作り」になり、一般教員のライフワークバランス充実するようになれば、また人材も確保できるようになると思います。
最近はニュースでも「教員の人員不足」の問題が取り上げられています。
制度が整ってからまた教員に戻るのもありだと思います。

※学校教育制度が崩壊しないことを祈りつつ・・・。

収入問題

※私の経歴※
大学卒業後某銀行6年間勤務
→銀行員時代に教員採用試験合格!
→教員に転職16年勤務(国語主任・途中で司書教諭免許も取得)
→教員を退職
→子育てと両立できる在宅オンライン教師へ


収入激減。
貯金って大事ってことを痛感
しました。

銀行員時代ファイナンシャルプランナー個人2級を取得し、資産運用などにも少し知識がありました。

しかし、教員は時間がなく、運用などやっている暇はありません。
ただ、結婚したばかりの時に友達が言っていた、「共働きだからといって別々にお金を自由に使うのではなく、どちらか片方のお給料で生活した方がいい。」という言葉に衝撃を受け、それを実践していました。

貯金はしていないけれど辞めたい!という人もいると思います。
教員には「失業手当・失業給付金」のようなものはありません。
ただその分の手当が退職金に含まれているそうです。
勤続年数にもよると思いますが、私は1年間の年収分くらいを退職金でいただけました。
退職後の1年間に新しい事業への勝負をかけるというのもありだと思います。

どうしてもすぐに辞めなくては大変なことになる!ってことでなければ、一度収支も考えて行動に移るといいと思います。
実際私も、退職が頭によぎってから、家計簿を付け始めました(笑)

毎日涙が出てしまうくらい病んでしまっていたら、無理しない方がいいです。
うつ病になる先生は多いので、無理せずに早めに身近な人に相談しましょう。

教員退職後の引き継ぎ問題

自分がいなくてはまわらないなんてことはない!!そう思うようにしました。

また、人員不足でみんなも忙しい職員室。

来年度スムーズに回るようにシステムを整えたり、穴を空けないように「もう辞めるから」と投げやりにならずに最後まで全力疾走。

(ちょうど、異動リーチの同一校7年目だったのでいつ異動してもいいように準備できていました。)

 

教員を続けながら家のことももっとできないか・・・

今の制度では難しいと諦めました。

8:15~16:50の勤務時間では教員の仕事は片付きません。
行事や研究授業などがあると、引き受けた担当によっては検討・準備などでエンドレスになります。働き方改革」で変わっていくのか?

まだ時間はかかりそうです。
教員の仕事がブラックと言われない時代が来て欲しいです。

もっとこういう改革をすればいいのに(例えば、部活・印刷物・地域との連携など)
・・・というのは沢山ありましたが、なにしろ子育てで時間がなかったので、改革などには首を突っ込まず、目の前の生徒の仕事で精一杯(;゚ロ゚)

今のこの立場なら、改革に首を突っ込めるかも!?
子育てが一段落したら考えます。


部活で土日がなく婚期を逃した同僚や後輩の話など・・・色々あります。
私も、新人の頃、未経験のバスケットボール部の顧問が授業準備よりも一番時間を取られました。
産休直前まで、部活の練習試合や大会の引率もしました。(代わりがいなかった・・・。)
テストの作成や採点は、勤務時間外にやらないと終わりません。
要領が悪いのではなく、1日1~2時間程の空き時間は、生徒の体温表など提出物の管理・印刷・クラスに入れない生徒の対応・会議・見回り・修繕・学級通信作りなどで埋まってしまいます。

 

マヨ決めGO!!(迷って決めて実行)←ブログタイトルです

最初にも書きましたが、
後悔のないように決断できてよかった
と思っています。
これからまた、新しいことをスタートさせなければならないけれど、まだ100年の人生の中間あたりなんだってことで、頑張りたいと思います。

 

先生はやりがいがあり、素敵な仕事であることは間違いなのですが、常に生徒と共に走り続けなければならない仕事です。
手は抜けません。

そして、朝早くから遅くまで、休日も拘束されることもあり、自分の都合でや休みにくい仕事です。

現状では、教育に関心がありながら、自分の子育てにも力を注ぎたいという人には厳しい仕事だと思いました。


私が「子育て退職」の道を選んだのは、教員として「親と子の関わりの大切さ」を痛感しながらも、仕事ののため我が子との関わりを諦める場面が多すぎたからです。

 

担任として自分だけ失速するわけにはいかない。
かといって、担任をする人員も限られており、担任から外してもらうこともできない。
(既に、育休後の恩恵は受けてしまった・・・。)
教員不足の影響だけでなく、教職員定数の問題もあると思っています。

 

教員を辞めた私は、ブログをスタートさせました。
これからは「教員と保護者の両方立場から学校のことや子育てのことを発信していきたい」と思っています。
これからどうぞよろしくお願いします。

はてなブログ/でブログ運営始めました!

「教員辞めたい」→迷わなくて大丈夫だったこと

・教員を辞めたら迷惑だから我慢した方がいいか。

・先生を辞めたことでキャリアが傷つくのではないか。

・教員を辞めると収入が・・・。

 →自分自身の思い込みや過剰な不安かもしれない・・・。

 →続けている方が自分にとって良くないかもしれないという視点でも考えてみる。

 →勤続年数の長い教員の場合は、退職金で1年くらいはなんとかなる

 

でも、やっぱり収入がなくなるのは怖い・・・。
だって、今まで自分の力でちゃんと稼げているのですから!
その収入がなくなってしまうなんて!!

 ↓↓↓どうしようかな~と悩んだ時、手に取って読んだ「複業」本です。

これで、前向きな気持ちになりました☆
色々な働き方があるんですね。

オンライン教師も有りか~なんて思い始めた一冊です。

 

↓↓↓ブログは全員が成功できるものではないと知りながら、この世界に足を踏み込んでしまいました。入門書として大変分かり易いです。

教員から一般企業への転職を考えている方へ

一般企業で勤務していた私の主観で、一般企業 VS 教師 どっちが良かったかを記事にしてみたので、検討の参考にしてください。↓↓↓

↑教師はやりがいのある仕事!でも「教科のプロは求められていない?」
教科指導より ①部活  ②校則取り締まり生徒指導 ③修繕(ペンキ塗りなど) ④給食費の取り立て ⑤優秀な清掃員としての業務 を優先させなければなりませんでした(T-T)

しかし、一般企業では「営利を求める」のが仕事。歯車の一部として働く覚悟はあるか・・・。

教員からはフリーランス、起業が一番相性がいいかもしれないです・・・。
教員時代のような安定性は全くなしですが。

 どんな仕事でも一生懸命にやればやるほどきりがなくて大変である。

というのが私の持論です。どうか、後悔のない判断をしてください!!

 

親の立場としては、優秀な先生が学校現場から減っていくのは惜しい気がします。


「将来の教育を牽引できる!」という方は、とどまって欲しいです。
教員不足は深刻化しています。
学生時代、力があり優秀な人材が公立の学校の「教師」という職業を選ばなくなってきていると言われています。
教師の仕事には魅力を感じるけれど、労働環境を考えたらどうしようか・・・。と。
公立中学校の未来、大丈夫かなあ・・・。

 

 

育児休業復帰直後のドタバタ劇の記事です/

\現役の先生を応援しています/

育休・産休明けの教員【教員ママタイムスケジュール】

4月より復帰決定!
3月中旬には配属先も決まり(朝の時間帯は、通勤に1時間近くかかる(T-T))ます。
私が焦りのため、気持ちが落ち着かなくなったせいか、子ども達が相次いで体調不良に。
「子育てには、母の気持ちの安定が大切だ!」と思い知った復帰前後となりました。

教員の産休・育休明けの不安と復帰後はどうだったか

教員ママ 産休明けタイムスケジュール

教員ママ タイムスケジュール 

【通勤時間】

私の場合は・・・
・8:00までに出勤→部活終了は18:00
・通勤時間は車で50分くらい

会社員のパパは・・・
・8:30までに出勤→毎日残業有り 帰宅は早くて20:00
・通勤時間は電車で1時間くらい

【子どもを送る】・・・家族全員で6:50に私の運転する車に乗るのが目標!

上の子は・・・
・6:55くらいまでに実家まで車で送る
・幼稚園と朝ご飯は実家にお願いする
(妹が生まれる時産休中だったため幼稚園 実家が近いのでそのまま転園せず)

下の子は・・・
・7:05くらいに保育園へ車で送る(上の子を実家に預けた後保育園へ)
・ならし保育をパパが担当したためパパっ子になっており、毎朝保育園でパパとのお別れの大泣きの儀式があった・・・。

【子どものお迎え】

上の子は・・・
・幼稚園後プレイルーム(延長保育)や幼稚園での習い事(サッカー・ピアノなど)の後、じぃじがお迎えに行く。

下の子は・・・
・19:00を過ぎると保育延長料金がかかるため、19:00までに滑り込むように私がお迎えに行く。
・間にあわない時には、実家にヘルプ要請。

【学校では・・・】
・できるだけ、家に仕事を持ちもまないよう隙間時間も採点や資料作りの仕事をする。お茶も飲まず、雑談もせず・・・。移動は早歩き。
・通勤の車の中で、空き時間に何をやるか決めておく。(しかし、空き時間はつぶれることが多く、大抵予定通りには終わらない。)

【帰宅後】
・子どもの就寝目標は20:30。帰宅後1時間ちょっとで就寝まで行くよう、ご飯&お風呂などせかし続ける。
・20:30頃子どもと一緒寝る。←起きて仕事をする予定だがいつも起きられない。
・パパは帰宅後一人で夕飯を食べる。(寝ているのでそっと帰ってくる。)

私の場合はこのような感じです。

復帰前に、子どもの送迎のことや出勤のタイムスケジュールのことなども頭に入れておくといいと思います。

子どもが二人とも小学校に上がってから楽になりました。

これも、子育て中の先生の話していたことですが、子どもが大きくなるにつれて楽になっていくので、最初乗り切ればなんとかなります!

きっと、校内に相談にのってくれる先生がいるはず。

育児休暇明け前の悩みと不安

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まだ子どもが生まれる前は、「復帰計画」なるものを立てて、育児の経験を職場で活かそうと意気込んでいました。

しかし、実際我が子が生まれると、片時も離れることなく一緒にいることが大変でもありかけがえのない時間に思えました。

また、子どもが生まれる直前に父が入院したことや、上の子が1歳の頃東日本大震災が起きたことで家族の大切や時間が永遠ではないことを考えるようになりました。

幼い子どもと過ごす中で、復帰すべきなのか、それとも家族との時間を大切にする人生を選ぶべきなのか?と悩みました。

同僚の先生の中には、私のようなタイプの人もいれば、逆で1日も早く学校に戻りたかったよ~。って方のいます。人それぞれです。

\復帰後10年勤めたが・・・/

上の子が小6に上がるとき、息子の中学受験通塾のための忙しさ、その他子育て時間が少なすぎたことへの未練が断ちきれず、思い切って退職しました。

せっかく先生になったのにやめるのはもったいないという思いもありましたが、非常勤として中学校へ教えにいったり、オンラインで教師を続けながら我が子中心の生活を送っています。

時短勤務を希望したかったが・・・

かといって、夢が諦めきれず銀行員から転職してまでなった教員です。

辞めるなんてもったいないという思いが強く、子育てと両立して働く決心を固めました。

ただ、最初は仕事をセーブしたいなあ~と。思いつつ。

でも、そんなに甘くはありませんでした。

追記:時代は変わってきています!時短も増えてきたのではないでしょうか。

10月中旬になると、人事の書類の関係で所属校から声がかかります。

その面接の中で思い切って「時短勤務を希望したい。」と言ってみました。

すると、「時短にすると勤務先がどこになるか分からなくなるから書かない方がいいよ。」というアドバイスを受けました。

丁度、異動の年だったので受け入れてくれるところが決まらず、通勤が大変な場所になるかもしれないということなのです。

我が家の場合は、幼稚園(上の子)と保育園(下の子)の送り迎えをしなくてはならないので、通勤不便なところでは困ります。

また、実際に時短勤務をしている人はほとんどいないという情報を聞いて、諦めることにしました。

実際、10年以上の教員生活の中で時短勤務をしている人と一緒に働いたことはありません。

地域にもよるのかもしれませんが、名目だけの制度のような気が・・・。

そして、3月13日、運命の内辞を受けて4月から勤務する学校が決まったのでした。


追記:時代は変わってきています!時短も増えてきたのではないでしょうか。

復帰直前の3月

育児サークルで仲良くなった友達と一緒に遊んだり、旅行をする計画を沢山立てました。

\家族で47都道府県制覇を目指しています!/www.yumimamanchan.com

でも、私の復帰後どうなるかなという不安が子どもに移ったのでしょう。

復帰直前の1ヶ月は子どもの体調の悪い日が多く、看病の日々となりました。

小さい子がいると、予定通りに物事が進みません。

せっかく約束していたのに、「ごめんね。」とキャンセルすることが多かったです。

この時、母親の精神状態って子育てには重要な要素だなとつくづく感じました。

産休に入る時は、ワクワク楽しかったけれど、育休明けは不安でたまらない・・・。

教員復帰後の日々

今でも感謝しているのが、部活動を配慮してくれたことです。

復帰前は、産休直前の妊娠5ヶ月くらいまでバスケットボール部の顧問をしていました。

文化部の顧問にしてもらえてホッとしました。

部活動のお願いはしておいた方がいいです。

また、担任ではなく、1年生の副担任にしてもらいました。(ただ、スキー合宿があるためそこはお願いしますとのこと。パパに委ねて怖々出張したのを覚えています。)

その代わり、会計という分掌を初めて引き受けて「こんな仕事も先生がやるの!?」とびっくりしたのでした。

家には家の仕事があるので、できるだけ学校で仕事を終わらせようと必死でした。復帰を決めてから、実家の近くに引っ越し協力を得ることができたのでなんとか乗り切れました。

復帰して学校の仕事がまた楽しくなる

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復帰前は不安で、子どもとも離れたくなくてメソメソした気分になっていましたが、職場に戻ったら、大変な日々でしたが勘もすぐに戻り楽しくなってきました。小さい子とばかり話していた日々から、大人と仕事のことを話せるのも気分転換になり、また、使命感のようなものも思い出しました。

その後担任を持ち、学校の仕事にのめり込めばのめり込むほど、比例して家のこと、子どものことがおそろかになってきました。実家の近くに住んだからできたのですが、子育てはじぃじとばぁばの仕事になっていったような日々・・・。

下の娘は、パパが頑張ってくれた慣し保育のあたりから、ママ不審になっていたような気がします。(今は、いっぱい話せているので大丈夫です!)

小さい子どものいるワーママは自分の時間がない?

子どもが小さかった頃は、上手に自分の時間が作れませんでした。美容院に行くのでさえ、1分でも早く帰りたいと思っていました。

掃除などは土曜日にまとめて・・・。食事のことは実家の母にも随分頼りました。実家のサポートなく、自力で乗り切っているママ先生もいます。ほんとうにすごいなあと。

この頃のことを思えば、産休中は最高の時間だったと思います。次回は産休の時のことを書こうかと思います。

 

以上、私の産休明けのドタバタ劇の話でした。

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